2016/02/11 更新
美味しいモカコーヒーを飲んでますか?コーヒーが大好きなあなたへ♡
最近、スターバックスを片手に持っているオシャレ女子が増えてきましてよね。スターバックスにはたくさんのコーヒーがありますが、メニューを見ても、何のコーヒーか意味がわからない人も多いのではないでしょうか?今回はモカコーヒーとカフェモカについてのご紹介です。
コーヒーと言われてどんな種類のコーヒーを思い浮かべますか?コーヒーは豆の種類、焙煎なども様々で入れ方も様々です。今回は皆さんに良く知られているモカコーヒーについて調べてみました。今まで知らなかった新たなモカコーヒーを発見できるかもしれませんよ。
産地
モカコーヒーの産地はアラビア半島南西部にあるイエメン共和国の山岳地帯とアフリカ大陸北東部にあるエチオピアの高原高地です。
イエメンの主な産地は首都のあるサナア州、ホデイダ州、タイズ州の標高1,000mから3,000mの山岳地帯です。中でもサナア州のバニー・マタル地方で算出されるモカ・マタリは世界的に最高級のコーヒーの1つに数えられます。
エチオピアの主な産地は東部のハラール州と南西部のカファ州です。特にハラール州の標高1,500mから2,500mにある州都ハラールの近郊で産出されるコーヒーは「モカ・ハラー」とか「モカ・ハラリ」と呼ばれ、その独特の香りと味は世界の市場で高く評価されています。
名前の由来
「モカ」とはイエメンの南西岸、紅海に面する小さな港町の名前です。昔、アラビアで産出されたコーヒーはこの港から船積みされたので、港の名に因んで「モカコーヒー」と呼ばれました。港は1800年代の中頃から、やや沖合いに潮流が運んできた土砂が堆積してできた砂地のため閉鎖され、その後コーヒーは西岸のホデイダや南岸のアデンから輸出されています。輸出港は変わりましたが、モカコーヒーの名前は今日でもそのまま使用されています。
エチオピア産コーヒーもモカの名で取引されます。理由は「イエメン産モカコーヒーの木は、元はエチオピアから移植されたものだから」とか、「産地がイエメンに近いし、品質が似ているから」、「以前エチオピア産コーヒーはモカ港経由でヨーロッパに輸出されたから」などさまざまで、はっきりしたことは分かりません。
モカマタリ:モカマタリ Mocha Mattari
イエメン産。
【モカ】の呼び名は以前モカ港から輸出されていたためで、
【モカ】コーヒーはイエメン産とエチオピア産があります。
【モカマタリ】はコーヒールンバなどの歌によって有名になりました。
品種はアラビカ種。
精製方法は非水洗式で、天日干し乾燥させ脱穀する方法です。
豆は小粒で細長いのが特徴。
味はワインフレーバーのように独特なモカフレーバーが特徴。
バランスのよい優しい酸味と苦味。
柑橘系の酸味はスパイシーで、深煎りにするとトーストのような香りが増し、
オレンジとチョコレートが混じったような香りが広がってきます。
深煎りはストレートはもちろん、エスプレッソやカフェオレ、
柔らかな苦味のアイスコーヒーに幅広く人気があります。
モカコーヒーは、とても人気の高い銘柄のコーヒーです。その理由は独特の甘い香りとフルーティーな酸味が他の生産地にない特徴を持っており、マイルドな口当たりと爽やかな後味が好評だからです。但し、コクが弱く、深みが乏しいため、軽いコーヒーとして感じる方も多いと思います。そうした事から、モカと他の産地のコーヒーをブレンドすることで、モカ独特の酸味を活かしながら、深みを持たせたのがモカブレンドになります。
酸味・苦味・コクのバランスをとることで、ブレンドコーヒーとして人気を得ています。
モカの酸味は苦手で、物足りなさを感じる方や、苦味が強いだけのコーヒーも苦手と言う方にオススメなのがモカブレンドです。
カフェモカはカフェラテから派生した飲み物で、エスプレッソにチョコレートシロップを追加して飲みます。スチームミルクが使われ、ココアや、ホイップクリームがトッピングされたりします。よくスターバックスで美味しそうなカフェモカを見かけますね。カフェモカのモカ(mocha)はチョコレートの意味で使われているそうです。
今回のモカコーヒーはいかがでしたでしょうか?モカに限らず、まずは自分の好みのコーヒーを探してみてください。「おいしい」と思ったコーヒーに出会ったら、どこの産地の豆なのか、またお店のオリジナルブレンドならどんな点に心を配って作られた味わいなのか聞いてみてもいいですね。あなたのお気に入りのコーヒーを探してみてくださいね。