2016/01/27 更新
入れ方次第でもっと美味しくなる♪コーヒーの入れ方大研究!
皆さんはどんな時にコーヒーを飲みますか?朝食の時や仕事の合間など、様々なタイミングで楽しんでいるのでは?飲むと気分がシャキッとするコーヒーですが、入れ方でその風味も変わるようなんです。今回この記事では、意外と知らなかったコーヒーの入れ方についてお伝えします。
自宅でコーヒーを飲む時は、どんな風に飲みますか?朝時間が無い時などは、インスタントコーヒーが手軽で便利。挽いたコーヒー豆で入れるレギュラーコーヒーの場合は、コーヒーメーカーや、ペーパードリップを使うことが多いと思います。暑い夏は、スッキリとした冷たいアイスコーヒーが美味しいですよね。普段何気に入れているコーヒーですが、入れ方もそれぞれコツがあるようです。では実際に、どんな入れ方があるか見てみましょう!
はじめての人でも簡単に本格コーヒーを楽しめる入れ方。用意するものはドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー、ポットなどです。ペーバーフィルターは、簡単にドリッパーにセットが出来、使い捨てなので清潔です。これがペーパードリップ式の良い点ですね。
ハリオ カラードリッパー&ポット(ホワイト・3VDS-3012W) 価格 3,024円 (税込)
ペーパードリップ式の入れ方
(1)器具とコーヒーカップをあらかじめあたためておく。
(2)ペーパーフィルターのシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットする。
(3)定量分の粉(1杯あたり10~13g)を計量カップなどで計って入れる。ティースプーンなら山盛り3杯が10g。
(4)沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたるように、少しずつゆっくりと注ぎ、蒸らす。
(5)粉が膨張したら、泡が消えないうちに、1回または数回に分けて湯を注ぐ。
(6)コーヒーがポットに落ちれば出来上がり。
お湯を注いでいく時に、蒸らしますが、これはコーヒーの美味しさを決めると言われます。湯を注いで、最低でも30秒、濃いコーヒーがお好みの場合は1分程度待ちましょう!この蒸らしの時間は、コーヒーのいい香りを楽しめる至福の時でもあります。この入れ方は、自分の目の前でコーヒーのアロマを楽しめる方法です。
空気圧を利用した抽出法です。この入れ方は、香りの良いコーヒーが出来上がっていく様子が楽しめます。必要な道具はサイフォン一式と竹べら。サイフォンは下の球状の部分を「フラスコ」、上の筒状の部分を「ロート」といいます。家庭用に市販されている一式揃った道具を使って入れると便利です。
ハリオ【HARIO】 コーヒーサイフォン テクニカ 価格 5,714円 (税込 6,171 円)
サイフォン式の入れ方
(1)ロートにフィルターを固定させ、コーヒーの粉を定量分(1人分10~13g)計って入れる。
(2)フラスコに人数分の2割増し程度の湯を入れる。
(3)フラスコは必ず外側の水滴をよく拭き取ってから火にかける。
(4)フラスコの湯がロートに上がりきったら、竹べらで湯とコーヒーを軽くまぜあわせる。
(5)火を消してから30秒くらいで、フィルターにこされたコーヒーが下のフラスコにおりてきて、出来上がり。
サイフォン式はストレートコーヒーの味わいを引き出すのに適しています。また、蒸気圧を利用し、自動的にコーヒー抽出をするので、失敗もなく、誰でも美味しいコーヒーを入れられるのだそう。この入れ方は、アルコールランプで火をつけます。なんだか理科の実験室にいる気分になってきそう!出来上がる様子が楽しみなコーヒーの入れ方ですね!
この入れ方は、コクのあるおいしいコーヒーがたてられるのが特長。ネルのこし袋に粉を入れ、上から湯を注いでコーヒー液を抽出する方法です。必要な道具はネルフィルター、サーバー、もしくは、ネルドリップ専用サーバー、細口のドリップポットです。
ハリオ ネルドリップポット・ウッドネック(3~4人用) 3,403円(税込)
キメの細かなネルを通したコーヒーは、プロ顔負けの本格的な風味なのだとか。入れ方次第でコーヒーもそんなに変わるんですね。ネルのお手入れはちょっと手間がかかるので、時間のある休日などに、ゆっくりカフェにいる気分で楽しむのがおすすめ。こんなひと手間かけたコーヒーの入れ方も素敵ですよね!
ネル・ドリップ式の入れ方
(1)ネルは水でよく洗ってから、よく絞って水気をとる。(新品のネルは、煮沸して布についたノリ気を完全にとる。)
(2)ネルをポットにセットし、定量分の粉(1人分10~13g)を入れる。
(3)沸騰した湯を少し落ち着かせてから、粉全体にゆきわたらせるように、少しずつゆっくりと注ぎ、蒸らす。
(4)2分半~3分で終わらせるよう、5~6回に分けて注ぐ。
抽出を終えたネル袋は、洗剤を使わずによく水洗いします。そして袋全体を水に浸して冷蔵庫で保管。これは、乾燥すると布に付着しているコーヒーの脂肪分が、酸化して悪臭を放ってくるのを防ぐためなのだそうです。
入れ方のコツ
新鮮なコーヒー、新鮮な水を使うこと。
使用可能な範囲で自分の好みの味にコーヒーや水の量を加減してみる。
飲む分量だけいれるようにして、保温プレートでコーヒーを煮詰まらせないこと。
使い終わったら部品ごとにきれいに洗い、コーヒーかすや抽出液を残さないこと。
忙しい朝、コーヒーを入れる時に便利なのがコーヒーメ―カー。水やコーヒーの分量を計ってセットすれば、安定した美味しさになると言われています。ですが入れ方をひと工夫すると、いつものコーヒーの風味も良くなりそうですね。コーヒーにとって「蒸らし」は大事な作業。コーヒーメーカーを選ぶ時に、「蒸らし機能」があるタイプを選ぶのもおすすめだそうです。
(1)カップはあらかじめ温めておく。
(2)1杯分は、140~150ccのお湯に対して、インスタントコーヒーをティースプーン山盛り1杯(約2g)が標準。お好みで味を加減しましょう。
(3)沸騰したお湯を火からおろし、落ち着かせてからカップに注ぐ。砂糖とミルクはお好みで。
忙しい朝など、サッと飲めて便利なインスタントコーヒー。入れ方のコツなど無さそうですが、美味しく飲む方法がありました。お湯は沸騰したではなく、少し冷ました90度位が良いそう。あとカップを温めておくのがポイントです!こうすると香りの立ち上がりが良くなるのかも。インスタントコーヒーは湿気を嫌います。必ず乾いたスプーンを使いましょう!
アイスコーヒーの入れ方
(1)ティースプーン軽く2杯(約3g)のインスタントコーヒーをコップに入れます。
(2)水を150ml加えて、氷を入れると冷たいアイスコーヒーができあがります。
(3)水のかわりに冷えた牛乳で作るとおいしいアイスカフェオレが楽しめます。
水に溶けないインスタントコーヒーの場合、カップにインスタントコーヒーをいれ、カップ半分くらいのお湯(100ml)で溶かしておくと良いのだそうです。氷を一杯に詰めたグラスの上から一気に注ぎ、冷やして飲みましょう!自分の家でアイスコーヒーを作ると、ミルクの分量などを調整出来るのが嬉しいですよね。この入れ方は本当に簡単です。ぜひ暑い夏にどうぞ。
いかがでしたか?コーヒーの入れ方についてまとめてみました。サイフォンやネル・ドリップ式は、喫茶店などでしか飲めない入れ方だと思ってましたが、道具があれば、手軽に挑戦出来そうですよね!
普段よく使うコーヒーメーカーやインスタントコーヒーも、入れ方をちょっと変えてみると、いつもより風味が良くなりそうです。ぜひ一手間かけて美味しい一杯を入れてみて下さいね!