特徴を生かして様々な料理に用いたい、豆腐と関連品の種類のまとめ
2016/05/20
chibi_kukku
2016/01/10 更新
おかずではシンプルの極み!な豆腐。でもこの豆腐君、調べると種類が凄まじくいっぱいあるのです。木綿と絹、その中間のやつくらいはお馴染みでしょうが、作り方によって種類が分かれてくると同時に味も微妙に変化します。どんな風なのでしょうか。
杏仁豆腐は豆腐か否か?
豆腐の定義は、原料に大豆を使っていることだそうです。豆腐の種類を系統的に分けると、大きくいって3つに分類され、「豆腐」、「豆腐加工品」そして「その他関連品」に分けられます。作り方によって分かれるのですが、最初の「豆腐」から。
木綿豆腐:豆腐の種類
従来、型箱の中に木綿の布を引いていたため、豆腐の表面にその布目が付いていたことに由来しています。 豆腐の種類では大ボスに当たります。
凝固、崩し、型入れ・圧搾そして型出し・水晒し・カットの過程を経て出荷します。「凝固」では寄せ桶に凝固剤といっしょに撹拌して一定時間おきます(この流れを寄せるというそうです)。この凝固物を次の「崩し」で崩しておいて、柄杓(ひしゃく)などで型箱に「型入れ」し、凝固物がほぼ一杯になったら布を覆い蓋をして上から圧力を加えます。
最後に成型された凝固物を水槽に取り出して「水晒」しを行い、一定の大きさに「カット」 し、木綿豆腐ができあがります。
絹こし豆腐:豆腐の種類
絹の布のように、なめらかで、キメ細かい肌目をしているためこう呼ばれています。当然絹を使ってるわけではありません。
基本的な製法ですが、木綿豆腐のように撹拌・崩しや型箱での圧搾を行わず「ゆ」を取ることをしません。熱い豆乳を、凝固剤を入れた穴のない布を引かない型箱に直に一気に流し込みます。そ の流し込みの勢い等で凝固剤が均等に混ざります。その後の型出し移行の作業は木綿豆腐と同様にします
ソフト木綿:豆腐の種類
木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間の軟らかさと滑らかさがあります。木綿豆腐の種類ですので、特に表示をしない場合が一般的だそうです。
これは、余り「崩し」を行わないで、かつ、「圧搾」を少なくし、「ゆ」を余り取らないで仕上げた豆腐の種類だそうです。
その他、「木寄せ豆腐(おぼろ豆腐)」と「充填豆腐」の2つの種類が「豆腐」にはあります。前者が「型入れ」や型箱での「圧搾」や「水晒し」をしない豆腐で、大豆の甘みがほのかにするようです。後者が、豆乳を一旦冷やし、凝固剤と一緒に1丁づつの容器に注入(充填)・密閉してから加熱で凝固させます。型箱は使わないし、「水晒し」もせず、1丁づつカット(切断)しない豆腐です。口当たりがホイップクリームのようですが、味は淡白です。
充填豆腐、この種類は結構遊べるかも。
次に「豆腐加工品」。3つ目の「その他関連品」は最後に触れます。
焼き豆腐:豆腐の種類
木綿豆腐の種類に入ります。堅めに造った木綿豆腐を水切りしてから、炭火やガスなどで焼いて焼き目を付けたものです。
生揚げ豆腐:豆腐の種類
厚揚げと行った方がいいかも。通常木綿豆腐を水切りしてから、高温で揚げたものです。表面は油で揚げられていますが、中は豆腐です。最近は絹のようなソフトな種類もあるような。
その他「油揚げ(薄揚げ」)、「がんもどき」があります。油揚げは豆乳濃度が薄いのが特徴です。豆腐の種類として系統に入っています。
とうふステーキ
材料 (4人分)
ソフトもめん 1丁
ねぎ 少量
ぽんず 適量
片栗粉 少量
充填豆腐のデザート
材料
充填豆腐 ミニサイズ4P 1個
黒蜜 適用
きな粉 適量
アボカド豆腐丼☆
材料 (1人分)
ごはん いつもの半分
アボカド 1/2
おぼろ豆腐
ごま油 少々
岩塩少々
塩昆布 少々
温泉卵 1個
おぼろ豆腐。
以上、豆腐の種類を作り方から見てきました。実は、豆腐関連の種類はまだまだあり、拡大解釈によってもっともっと豆腐の種類は増えるのかもしれません。例えば「杏仁豆腐」も、原料に大豆は使っていないのに見て似ているから名称に”豆腐”がついてます。茶碗蒸しの「卵豆腐」もそうで、”豆腐でない豆腐”も含めたら種類の数は切りがありません。これが「その他関連品」に分類されます。シンプルの極みである豆腐もその種類ゆえに実は結構ややこしいですね!
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