2016/02/22
kento08
2016/09/03 更新
紅茶にもカフェインが含まれていることをご存知ですか?食後やリラックスタイムに紅茶を飲まれる方も多いと思います。ですが、飲み過ぎるとカフェインの取り過ぎになってしまうので注意が必要です。紅茶とカフェインの知識を知って、上手に紅茶を嗜みましょう。
紅茶に含まれるカフェイン量は、100mlあたり20mgです。
一般的なカップは約150mlなので、紅茶一杯あたりのカフェイン含有量は30mgになります。
お菓子と一緒に紅茶を楽しんだり、リラックスした時間を演出してくれる紅茶ですが、紅茶にもカフェインが含まれています。
イギリスでは、1日に5、6杯も紅茶を飲むようですが、間違いなくカフェインの覚醒作用によって眠れなくなると思います。
特に妊娠中や授乳中、眠りが浅いと困っている方は、紅茶とカフェインの関係を見直すようにしてください。
【キリン】午後の紅茶ストレートプラス(350ml):52mg
【伊藤園】Tea’sTesManhattanミルクティー(500ml):34mg
【キリン】午後の紅茶エスプレッソティー(185ml):63mg
【サントリー】リプトン白の贅沢(450ml):20mg
【キリン】午後の紅茶ミルクティー(500ml):16mg
【キリン】午後の紅茶ストレートティー(500ml):14mg
【キリン】午後の紅茶おいしい無糖(500ml):12mg
【サントリー】リプトンリモーネ(500ml):10mg
【サントリー】リプトンアップルティー(500ml):10mg
【キリン】午後の紅茶レモンティー(500ml):8mg
(100mlあたりのカフェイン量)
上で紹介した商品のカフェイン量は100mlあたりの値なので、500mlのペットボトルなら5倍の値になります。
ペットボトルの紅茶は、携帯性に優れ飲みやすいので、気軽に飲んでしまいますが、その分摂取するカフェインの量が多い点を知っておきましょう。
・ドリップコーヒー・・・90mg
・インスタントコーヒー・・・45mg
(100mlあたりのカフェイン量)
カフェインは、コーヒーから発見された成分なので、当然高いカフェイン量を誇っています。
・玉露・・・120mg
・抹茶・・・30mg
・ほうじ茶・・・20mg
・ウーロン茶・・・20mg
・緑茶・・・20mg
・玄米茶・・・10mg
(100mlあたりのカフェイン量)
お茶にもカフェインは含まれています。
コーヒーに比べると少なく、紅茶と同じくらいですが、ペットボトルで飲むことが多く、量によってカフェインを多くとってしまうことがあるので注意が必要です。
・コーラ・・・10mg
・ココア・・・30mg
・栄養ドリンク・・・50mg
(100mlあたりのカフェイン量)
意外なことに、コーラのカフェイン量は少なく、ココアのカフェイン量は多くなっています。
紅茶のカフェイン量はコーラよりも多く、ココア、栄養ドリンクより少ないということになります。
カフェインに対して良くないイメージを持つ人もいますが、それは、間違った摂取方法をした結果によるもので、健康な人が適切な量のカフェインを摂取すれば、身体に良い効果をもたらします。
カフェインがもたらすメリットは、
・むくみを予防・改善する。
・脂肪の燃焼を促す。
・冷え性を改善する。
・アルツハイマー病・パーキンソン病を予防する。
・覚醒効果により眠気を覚まし、集中力を高める。
カフェインを摂りすぎると、健康被害が表れるに止まらず、中毒症状が起こったり、依存状態に陥ったり、特に、妊娠中のカフェイン摂取は流産や胎児の障がいの可能性が高まります。
カフェインがもたらすデメリット
・胃炎、胃潰瘍、下痢を引き起こし、内臓を弱める。
・寝付きが悪くなる、不眠症につながる。
・流産、胎児の障がいの可能性が高くなる。
・利尿作用があり、尿と一緒にカルシウムが流出してしまう。
・鉄分の吸収を阻害し、貧血やめまいを起こす。
・自律神経が乱れ、動悸や不安、顔の紅潮等の症状が表れる。
カフェインを一日に摂取して良いとされる量は個人差があり、性別、年齢、体重、カフェインへの感度、代謝能力、体調などによって変わるため正確に決められていません。
日本では正式にカフェイン摂取の上限値を定めていませんが、諸外国のデータをもとに、カフェイン摂取の上限の目安を紹介します。
健康な成人・・・一日に400mgまで。
妊婦・・・一日に200mgまで。
子ども・・・一日に50mgまで。
紅茶にはカフェインの他に、タンニンという成分が含まれています。
タンニンとは、植物由来の水溶性化合物の総称で、渋み成分のことです。
この、タンニンはカフェインと強く結合するという特徴を持っており、タンニンのお陰でカフェインが身体に吸収される量が少なくなります。
カフェインはお湯に溶けやすい性質を持っているので、お湯出し紅茶よりも水出し紅茶にした方がカフェインの含有量が少なくなります。
カフェインの量が少ない、身体に優しい水出し紅茶の淹れ方を紹介します。
【用意する物】
・フタ付きの容器
・茶葉・・・1リットルあたり10g(ティーバッグは大体一個2g)
【作り方】
①フタ付きの容器に茶葉を入れ、冷水を注ぎます。常温の水でも良いですが、抽出温度を下げた方が、より透明感のある味になります。
②冷蔵庫に入れて約8時間ゆっくりと抽出します。
③茶葉をこし取り完成です。
水出し用のティーバッグが売っており、普通の茶葉との違う点は熱殺菌をしているところです。
普通の茶葉で水出し紅茶を作った場合は、冷蔵庫で保管して、衛生のため早めに飲むようにして下さい。
デカフェとは、本来カフェインが含まれているものからカフェインを取り除いたものを指します。
現在最も優れた手法として、二酸化炭素を使ってカフェインを抜く方法が取られています。パッケージに「超臨界二酸化炭素抽出」と記載されている物を選びましょう。
また、デカフェには普通の紅茶に比べて少量ですがカフェインが含まれています。少量のカフェインでも眠れなくなる方は注意が必要です。
AHMADデカフェアールグレイ20P
¥493
この、AHMAD(アーマッド)デカフェアールグレイはアールグレイの華やかな香りを損なうことなく、カフェインを96%も除去した紅茶です。
AHMAD(アーマッド)ブランドティー人気NO,1の商品です。
クリッパー アッサムブレンドカフェインレス 50g
¥833
クリッパーアッサムブレンドは有機栽培で作った安心の茶葉を、天然水と二酸化炭素だけでカフェインを除去した紅茶です。
カフェイン残留率はわずか0.25%未満です。
トワイニング カフェインレス アールグレイ 20P
¥616
トワイニングは、英国王室御用達の本格的な紅茶を提供するブランドです。
カフェインレスでありながら、アールグレイ本来の香りや味わいをしっかり味わうことができます。
紅茶の中にもカフェインが含まれています。
しかし、コーヒーに比べるとカフェイン量は少なく、1日に何杯も飲まなければ身体に悪影響は無いと言えます。
カフェインに敏感な人や、妊娠中はカフェインの摂取に注意が必要なので、デカフェ紅茶や水出し紅茶をうまく利用して紅茶を楽しみましょう。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局