2016/06/10 更新
妻有そばで有名!十日町のそばってあなたは食べたことある?
新潟といえばへぎそばと呼ばれる蕎麦がとても有名ですが、そんなへぎそばは今回ご紹介する十日町が発祥の地!でもへぎそばってどんな特徴があるんでしょう?十日町でおいしいへぎそばのお店は?今回はそんな十日町とへぎそばの疑問にお答えします!
新潟の有名そばといえばなんといってもへぎそば。
そんなへぎそばは新潟県は十日町で生まれました!
でも十日町へぎそばって一体どんな特徴があるんでしょうか?
なぜ十日町で生まれたんでしょうか?
そんな十日町とへぎそばについて、今回はご紹介します!
それではまず、十日町生まれのへぎそばについてご紹介しましょう!
そもそもへぎって何のことなんでしょう?
へぎは「剥ぎ」を語源とし、剥ぎ板で作った四角い器のことをいいます。この器に冷やしたそばを、1口程度に丸めて盛りつけます。これを手繰りと言います。
つまり、へぎと呼ばれる器に手繰りにされたそばを乗せたものをへぎそばと言います。
へぎとは実は道具の名前で材料などからとったものではないんです。
ご存知でしたか?
またこの手繰りという作業は普通のそばで行う事が難しく、布海苔と呼ばれるものをつなぎに使って手繰りができるようにしています。でも布海苔って一体何の事なんでしょうか?
2月から4月にかけてが採取期で、寒い時のものほど風味が良いといわれている海藻です。
フノリ液の接着力はあまり強くはないので、このため、接着剤としての糊ではなく、織物の仕上げの糊付けに用いられる用途が多かったといいます。
弱ーい接着剤がそばのつなぎとしてうまく働いてくれるおかげで、普通のそばよりも独特の喉ごしと食感のあるへぎそばが出来上がりました。
実は十日町、織物の町としても有名でこの布海苔を使っていたようで、諸説ありますが十日町では余った布海苔をそばにも使うようになったと言われています。
それでは次に十日町でへぎそばが食べられるお店を3つご紹介します。
まず最初にご紹介する十日町のへぎそばのお店は由屋!
あの渡辺謙さんがお勧めする名店です。
汁はニボシのだし。
ニボシのだしは苦味が出やすく難しいと言われるが、さっぱりとした甘さを感じる。
この地域の蕎麦はワサビでなくカラシで食べる。
テーブルにはお約束のアサツキがあり、皮を剥き蕎麦と一緒に食べると嫌みの無い辛さが味わえる。
この辛子で食べるのも十日町で辛子がとれないからという理由だそうです。
なんとも言えないにぼしの甘味を感じることができるこちらのへぎそば。
十日町でお店で迷ったらこちらへ行ってみてください!
住所:新潟県十日町市土市第4
営業時間:10:30~19:00(L.O.)
定休日:火曜(祝日の場合は営業、祝日の後、1週間以内に不定休あり)
TEL:025-758-2077
次にご紹介する十日町のそばはいたや!
こちらも行列の絶えない十日町の人気店です。
勿論素材をけちる事なくたっぷりと、そしてお蕎麦はザルにそれこそ大盛りの感じで盛られていました。
感心したのは蕎麦つゆもまた徳利のような入れ物にたっぷりとありました。
一般的にお蕎麦といえば、高い割に量が少なく今一満足できない物でしたが、ここの天ざるは味も良く、量もたっぷりとしていて
とても満足出来るものでした。
こちらは十日町の中でもとてもボリューミーなへぎそばを出していただけるお店で、お腹がいっぱいになりますが不思議とつるつる食べられるお店だそうです。
こちらの天ぷらも絶賛されていますので是非一緒にどうぞ!
住所:新潟県魚沼市泉沢140
営業時間:11時~14時30分
定休日:月曜日
TEL:025-799-3101
最後にご紹介する十日町のそばは薬師!
こちらはそばの手打ちにこだわるお店です。
手打ちにこだわり、のどごしも風味も最高のこちらのお店。
量もお値段の割にとてもボリューミーな嬉しいお店です!
ぜひ一度打ちたての味を召し上がってみてください・・・!
住所:新潟県魚沼市七日市580-2
営業時間:11:00~19:30
定休日:火曜日
TEL:025-792-7187
十日町のそばについてわかっていただきましたか?
織物の町として有名だった十日町が糊として使っていた布海苔を使って出来たのがへぎそばでしたよね!
そんなへぎそばを食べられるお店も多く、十日町は今やへぎそばの町となっていますよね。
新潟のおそばへぎそば。
ぜひ発祥の地十日町で一度はへぎそばを召し上がってみてください!