記事ID25491のサムネイル画像

【激うま保存食!】最長半年!干し芋“冷凍”保存&解凍テクニック!

言わずも知れた保存食、干し芋。今やそれは保存食に留まらず、ダイエット食や激うまスイーツとしても注目を集めています。昨今の干し芋は昔ながらのカチカチ系から進化し、しっとり系が多くなっているため、冷凍保存を駆使し、干し芋をより長く、より美味しく食べましょう!

常温から冷凍へ。進化し続ける干し芋の保存方法を見直そう!

干し芋って、乾燥しているからそのまま置いておいても古くならないと思っていませんか?昔の干し芋は長期保存できるようからっからに干していましたが、今では保存技術が進んだのと、柔らかくしっとりしたものが好まれるようになったことで、昔より水分が多く、常温に置いておくとカビが生えたりするんです。

出典:https://cafy.jp

コアなファンに絶大な支持を得ている干し芋。今では原料となるサツマイモの甘みを存分に活かしたしっとり系の干し芋が広く出回っています。
そんな美味しい干し芋を、より長く、より美味しく食べたいですよね?それを可能にするのが、冷凍保存です!しかし、正しい保存・解凍ができなければせっかくの激うま干し芋が台無しです。
ここでは、今まで知らなかった、干し芋の正しい冷凍保存方法や、解凍した後の干し芋を美味しく食べる工夫などをまとめて紹介します!この機会に是非実践してみてください!

最近の干し芋が常温でダメになる原因は、干し芋自らが持つ「水分」。

干し芋は保存食として生まれました。冷蔵設備が整っていない時代、物の流れが不便な時代の保存食でした。ですからカビが発生しづらい食品です。
当時は今よりも保存性を優先したために、乾燥度合いも高く現在の干し芋よりも固く仕上がっていました。今はその当時よりもしっとりした仕上げですから、やわらかい干し芋が主流です。その分カビは発生しやすくなっています。
また、平干し芋に比べて水分量が多い角切り芋・丸干し芋はカビが発生しやすい干し芋です。特に丸干し芋は注意が必要です。

出典:http://hoshiimojiten.com

つまり、保存性よりもしっとりした仕上げを優先した今時の干し芋は、その干し芋自身が持つ水分でカビやすくなっているということです。
そこで!冷凍保存によりその水分をコントロールしましょう!

しっとり干し芋、冷凍保存&解凍テクニック!

冷凍なら最長半年は保存可能!

今時のしっとり干し芋、少しの間なら冷凍でも保存は効きますが、遠方から大量に取り寄せた、あるいは送ってもらった場合は、短い期間では食べきれないため、冷凍保存が必須です!

食べきれない干し芋は冷凍で保存しよう!

小分けが基本!

ラップで包む+フリーザーバッグに入れる=霜、冷凍焼け、乾燥防止!

干し芋は1度に食べる分ずつラップに包んでジップロックなどに入れて冷凍保存します。乾燥を防いで、半年間は美味しさを保つことができますよ!

解凍する時は①冷蔵庫→②常温で!

冷凍していた干し芋を急に常温で解凍すると、干し芋の周りに結露(水滴)がついてカビが生えてしまう原因になります。面倒でも一度冷蔵庫でゆっくり解凍してから食べましょう!

解凍後はオーブントースターで炙るのがGOOD!

解凍直後の干し芋は固くなっています。固い干し芋が好きな方はそのままでもよいかと思いますが、オーブントースターで軽く温めると、柔らかくなるだけではなく、香ばしい香りがつき、冷凍保存前の干し芋がパワーアップして復活するので大変おすすめです!

お、美味しそう…!最新干し芋事情!

干し芋の丸干し!?

ご存知ない方も多いと思います。普通「干し芋」は薄く長くスライスされています。でもこの「丸干し 」はその名のとおり、皮だけむいたお芋そのままの形なんです。まるまる干すので普通の干し芋より干す時間がかかるそうです。
こんなにやわらかい干し芋は食べたことありません。もしかして普通のスライスしてある干し芋では乾燥しやすいからこのやわらかさは出ないのでしょうか。 さつま芋360度から蜜があふれちゃってます。言ってみればお芋丸ごと食べる訳ですが、あまりの美味しさにぺろっと食べてしまいました。

出典:http://setsuyakufufu.hatenadiary.jp

お、美味しそうすぎますね…。残念ながら私は食べたことがありません。近々必ず食べます。必ず…!
とはいえ、薄切りの干し芋でも、この丸干しでも、今回紹介した冷凍保存&解凍テクニック駆使すれば、長く美味しく干し芋を楽しめますね!

干し芋の保存の仕方をまとめてみて

サツマイモの収穫・保管・蒸かし・皮むき・スライス・天日干し。農家の方々の汗と技術により我々消費者が楽しめる干し芋。その干し芋を最適な保存方法で最大限長く、美味しくいただくことが、農家の方々への最低限の礼儀です。

いかがでしたでしょうか。
かつては保存食として作られていた干し芋ですが、今では激うまスイーツとして広く親しまれています。
よって、少し前までは常温での保存でよかったものが、今や最低でも冷蔵、最大限長く美味しく保つためには、冷凍保存が必須となっています。
今一度、その保存方法を見直し、存分に干し芋を楽しみましょう!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ