一面に広がるブドウ畑!美しい場所でできたアルザスワインを知る!
フランスの北東部に位置するアルザス地方!その地方で造られたワインはとても有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか?家々の周りにはブドウ畑が広がっており、甘い香りで包まれた場所で造られたワインは極上のことでしょう。今回はアルザスワインについて紹介します!
フランスの北東部にあるアルザス地方!実はこの地方は、歴史的にも文化的にもお隣のドイツと深い関係があります。
気候もドイツと同じように寒く、栽培しているブドウの品種も似ているためにアルザスワインは、ドイツワインにそっくりなのです。
どことなく立ち並ぶかわいらしい家や風景もドイツに似ている気がします。
日本にはないカラフルな家と、窓の形がヨーロッパならではの雰囲気ですね。
アルザス地方はワインで有名な地方です!
観光ガイドにも載っているのが「アルザスワイン街道」!!
まっすぐに続く道路には所々家が建っており、周りの自然はブドウ畑!これがワインになっていくのです!
アルザスワイン街道は、ライン川沿いの平野に、ヴォージュ山脈などの山、アルザス地方のブドウ畑を走り抜ける街道になっています。
本当に風情があって美しい観光地です!こんな美しい場所で本場のアルザスワインが飲めたら最高ですね!
ドイツワインに似ていると紹介しましたが、そこはさすがワインの有名なアルザス地方!
微妙に違うアルザス地方の気候や風土、造り方の伝統がドイツとはまたひと味違ったワインを生み出すのですね!
また注目してもらいたいのはワインのラベル!
他のフランスの地方ではほとんど見ることができない特徴!ラベルに大きくブドウ品種名を表記しているところにあるのです。
品種の特徴が分かっているとラベルを見るだけでワインの味や性格を感じることができるのだそうです!それでは早速アルザスワインを紹介していきます。
白ワインの王様とも言われているアルザスワイン!リースリングです。
ライン川沿いで育てられた高貴種であり、気候的にもアルザス地方に向いているワインなのです!
ドイツのワインでは甘口で造られるのですが、アルザス地方で造られるワインは、辛口使用なのです!
ライチやエダウチヤシ、柑橘類のようなアロマがあり、繊細で華やかなワイン!これがリースリングです!アルザスワインの代表なのです!
ドイツ語で香辛料という意味を持っているアルザスワイン!ゲヴュルットラミネール!
ブドウはこのような赤っぽい色をしていますが実は白ワインの一種です。普通の白ワインに比べると果皮の色素が黄金色を与えるために、少し濃いめの色になるようです!
ゲヴュルットラミネールもアルザス地方の代表格であるワインです!
早熟のため春霜の影響を受けやすいようです。そのため辛口に加工されているワインです。柑橘類の様な豊かな香りと力強い味わいが特徴のようです!
シルヴァーネルはアルザス地方とドイツでしか栽培されていないブドウを使ってできたワインです。
爽やかでブドウのフルーティーな味わいが強い白ワインです。軽く発砲している種類もあるようです!
古い呼び名ではクルヴネールと言われるアルザス地方のワイン!
ハーブや柑橘系といった香りがさわやかで、強い酸味と適度な苦味があるとても深いコクのあるワインのようです!
別名ではトカイ・ダルザスと呼ばれているアルザス地方で造られているワイン。
アルコールが高くスモーキーなイメージのようです。
このワインはお肉やフォアグラなどはもちろんですが、芋や野菜などと合わせても非常においしくいただけるワインとのことです!
中世以来からずっと人々に愛されてきたアルザス地方のワイン、ミュスカです!
フルーティーでアロマティックが特徴の白ワインです!
甘口でありながら、酸味も生きており爽やかで口当たりがなめらかなのです!
アルザス地方のワインは白ワインが有名なのですが、実は中世の頃には赤ワインが多く生産されていたようです。しかし現在ではブドウ畑のほんの9%程度でしか栽培されていないのです。
フルーティーで飲み心地がよいワインで、従来はロゼをピノ・ノワールで造ることが多かったのですが少しずつ本格的な赤ワインにうつっていったようです。
今回はアルザスワインについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか?
さすがアルザス地方!ワインの種類は豊富で一つ一つに味わいや熟成度、香りなど個性があるのですね!最近では日本でも多くの種類を飲むこともできますので、ぜひお試しください。できるのであれば本場アルザス地方に行って飲んでみたいものですね!