気分はまるでハイジ?とろとろラクレットチーズの食べ方をご紹介!
2016/06/16
きたま
チーズを火にあぶってとろっとした表面をナイフで削り取ってパンに乗せる…。子供の頃、一度はあこがれた食べ方ですね。今回は簡単なものから本格的なラクレットマシーンを用いたものまで、アルプスの少女気分を味わえるラクレットの美味しい食べ方をご紹介します。
スイスの代表的なチーズ『ラクレット』
ラクレットとはハードチーズの一種で、フランス語で『引っかくもの』『削るもの』という意味の名前の由来はチーズを直火で炙って溶けた部分をナイフなどで削ってじゃが芋などを絡める食べ方から来ています。
味に癖はなく、『牧場の香り』のような独特のにおい
ラクレットは比較的味に癖がないため食べやすいチーズではありますが、その反面独特のにおいが強く、人によってはちょっと苦手な匂いかもしれません。食べる際は胡椒やナツメグなどの香辛料やバジルなどのハーブを用いることで匂いは軽減されますので、匂いが苦手な方は是非試してみてください。
ラクレットグリル
ラクレットで重宝するのがラクレットグリル。現在は様々な種類の家庭用ラクレットグリルがお手頃な価格で販売されていますので、より本格的なラクレットを楽しみたい方は是非ラクレットグリルの利用を考えてみてはいかがでしょうか?
最初にご紹介しますラクレットの美味しい食べ方は『ラクレットのホイル包み焼き。』です。ラクレットチーズとお野菜をホイルで包んで焼くだけの簡単レシピです。こんがり焼き色が付いたラクレットはトローリほどよくとろけて具材によく絡んで絶品ですよ♪
材料(1人分)
ラクレット 適量
じゃが芋 1個
しめじ 適量
ブロッコリー 小分けにしたもの2房
プチトマト 2個
塩 少々
じゃがいもはよく洗ってから濡らしたキッチンペーパーとラップなどで包んでレンジで柔らかくなるまで加熱してから皮を剥いて食べやすい大きさに切ります。しめじは石づきの部分を切り落としてから小房にほぐし、ブロッコリーは固めに塩ゆでにしておきます。トマトは洗ってヘタを取りましょう。
アルミホイルを30cm角に切って薄くサラダ油を塗ってから①のお野菜を乗せ、その上に並べやすい大きさに切っておいたラクレットを乗せて軽く塩をふり、アルミホイルで具材とチーズを包むように丁寧にたたみます。
魚焼きグリルを熱してから②を並べ、中火で12~13分ほど焼き、チーズに焼き色をつけるため焼きあがる直前にアルミホイルを開いて焼きます。焼き色が付いたら出来上がりです。
アルミホイルと魚焼きグリルで簡単に作れるので、朝の忙しい時間やちょっとおつまみが欲しいときに重宝する一品です。ライ麦パンと一緒に食べたい一品ですね♪
次にご紹介しますラクレットの美味しい食べ方は『甘く優しいブロッコリーのリゾット』です。香り高く優しい味のラクレットチーズを用いたチーズリゾットはブロッコリーとの相性も抜群の大満足な一品です。
材料(1人分)
ブロッコリー中1/2株
ラクレットチーズ40~50g
そば米1/4カップ
冷えご飯(白米)軽く1膳くらい
(A)固形コンソメ1個
(A)白ワイン大さじ1
(A)あらびきガーリック少々
牛乳1/2カップくらい
コーヒーフレッシュ5ml
だし醤油小さじ1/3
チリペッパー少々
塩適量
白胡椒適量
あらびき黒胡椒少々
ドライパセリ少々
ブロッコリーは小房に切り分けて、軸の部分は縦に5mm程度の幅で長さは5~6cmくらいに切り、サラダ油を数滴ほど垂らしたお湯で少し固めに茹でます。茹ったらざるに上げて水気を良く切りましょう。
茹でたブロッコリーは食べやすいよう、一口サイズに細かく切ります。軸の部分は大体5mm角程度の大きさを目安に切ります。
分量の1/5のラクレットチーズを5mm角程度に細かく刻み、残りは8~10mm程度の厚さに薄くスライスします。
そば米をサッと水洗いして、土鍋に1カップ程度の水を入れて沸かしてから洗ったそば米を入れて弱火で3分ほど火にかけます。
3分経ったら固形コンソメ、白ワイン大さじ1、粗挽きガーリックを少々加えてまんべんなくなるように混ぜ合わせてひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちしたら冷やご飯と牛乳を加えて全体的に均一になじむように混ぜ合わせて沸騰しないように煮ます。
⑥にブロッコリーを加えて味が土鍋全体に均一にいきわたるまで煮込みます。煮詰まりすぎて汁気が足りなくなったら牛乳を加えましょう。
煮詰まったら角切りにしたラクレットチーズとコーヒーフレッシュを入れ、塩、こしょうで味を調えたらだし醤油を加えて全体になじむように混ぜ合わせて均一になったら火を止めます。
③で用意したスライスしたラクレットをフライパンなどで焼き色が付くまで焼き、⑧の上にまんべんなく乗せます。
ドライパセリと粗挽き黒胡椒、お好みでチリペッパーを振りかけて完成です。アツアツのうちにお召あがりください。
隠し味にだし醤油を用いることでよりコクのある味に仕上がります。特別な調理器具を用いずに簡単に美味しく作れますので御夕飯の献立に一品いかがでしょうか?
次にご紹介しますラクレットの美味しい食べ方は『ラクレット 〜 本格派』です。ラクレットマシーンを用いた本格的なラクレットは段違いのおいしさです。パーティなど大人数の集まる催しでやると大変喜ばれますよ♪
材料(最大15人分)
ラクレットチーズ(半円)1個(約2.5キロ)
じゃがいも人数分
■ 生ハム
ピクルス一瓶
■ バゲット またはカンパーニュ
■ その他お好みの素材
直径およそ30cmの大きめのラクレットチーズを用います。
ラクレットグリルにチーズをセットしておきます。このとき、まだ電源は入れないでください。
じゃがいもは皮をよく洗い、皮を剥かずまるごとそのまま鍋で茹でます。
じゃがいもが茹であがったら皮を剥いて薄く輪切りにし、バゲットも食べやすくスライスしておいて器に盛り付けて生ハムに添えます。
あらかじめチーズをセットしておいたラクレットグリルに電源を入れてチーズを加熱します。
チーズの断面がぐつぐつと沸騰し、焦げ目が少し付いて来たらグリルからチーズを取りだし、ナイフなどで表面を削り取ります。
じゃがいもやバゲット、生ハムなどに溶けたチーズをからめてお召し上がりください。
ラクレットグリルを使った本格的なラクレットはホームパーティは勿論野外バーベキューなどででも楽しめます。今回のレシピの具材の他にブロッコリーや人参など他のお野菜や具材を用いてもより美味しく楽しめますよ♪
以上、ラクレットの美味しい食べ方についていくつかご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?最近はスーパーでもお手頃サイズのラクレットが売られ、ご家庭でも簡単に美味しくラクレットを味わえるようになってきています。いつか食べてみたいと思ったあの味を是非体験してみてはいかがですか?
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