飴の賞味期限を知っていますか?意外と知らない飴の賞味期限!
味、色、形、実に豊富に身の周りにあふれている飴は、いろいろな場面で役立っていますね。小さな個包装の飴は携帯にも便利、コミュニケーションにも一役かってくれます!砂糖に賞味期限がないように、飴にも賞味期限はないのでしょうか。飴の賞味期限について、みていきましょう!
市販の飴の賞味期限は・・・
だいたい『1年』くらいが賞味期限となっています。
個包装されている飴も、外袋には、だいたい賞味期限が記載されています。
賞味期限とは、安全性、味、風味などが保障できる、美味しく食べられる期限のことです。
消費期限とはちがいますから、厳密に、その期限を過ぎたら食べられないというものではありません。
賞味期限がわからなくなった飴は・・・
個包装の飴や、バラの飴など、賞味期限がわからなくなってしまったものが見つかることありますね。
見た目が変わらなければ、食べても大丈夫かな...と判断してしまいそうですが、本当に大丈夫でしょうか。
飴の主な成分は砂糖
飴の主成分は砂糖です。
砂糖は「品質の変化が極めて少ないもの」として、賞味期限・保存方法を省略しても良いことになっています。同様に塩にも賞味期限というものはなく、このような食品は『保存食品』と呼ばれています。
飴は砂糖だけでできているわけではない
砂糖成分だけであれば、賞味期限を心配する必要はありませんが、市販されている飴には砂糖だけでなく、香料、着色料、調味料などの添加物が含まれている場合があります。
時間の経過とともに、それらの添加物が変化していくのでは...という心配もありますね。
賞味期限が切れたら食べられない・・・?
味や品質が落ちたり、保存状態によっても状況が左右されますから、「賞味期限切れでも安全においしく食べられると保証することは出来ません」・・・というのが、メーカーさんの立場です。
でも...見た目は大丈夫そう...というとき、どう判断したら良いでしょうか。
賞味期限を過ぎた飴を食べると・・・
古くなった飴は、保存状態によっては溶けてベタベタと個包装にくっついていたり、味も落ちていることでしょう。
ベタベタした飴を口に入れると、歯にくっついたり、ベタベタの粘着力によって歯の詰め物がとれしまうこともあるかもしれませんね。ベタベタになっている飴は、できればやめておいたほうが良いでしょうね。
飴の保存は密閉容器で
賞味期限内であれば、通常、室内での常温保存で問題ないと考えられますが、特に夏場や、高温多湿な場所では飴が溶けやすくなるため、涼しい場所や冷蔵庫等での保管が良いかもしれません。
少し長く保存したいときは、ガラス瓶などの密閉できる容器に、乾燥剤と一緒に入れておくのがお勧めの保存方法です。
賞味期限が長い飴はあるのでしょうか...。
ありました! 防災用の飴は5年保存が可能です...↓
サクマ式災害用ドロップス 5年保存
疲労回復に必要と言われている糖分、クエン酸、ビタミンCを補給できるドロップスです。
佐久間製菓製で、製造より5年間の保存が可能。
※お菓子屋さんで販売しているものの賞味期限は約1年間。
<原材料>砂糖、水飴、カカオマス、りんご濃縮果汁、オレンジ濃縮果汁、ぶどう濃縮果汁、いちご濃縮果汁、パイナップル濃縮果汁、レモン濃縮果汁、マルトデキストリン
<添加物>酸味料、ビタミンC、香料、着色料(アントシアニン、クチナシ、紅麹、パプリカ色素)
6年間保存できる防災備蓄用の「パワー フルーツ キャンディ」
賞味期限6年!
◇ふどう・レモン・いちごの3種類のフルーツ系の飴。
◇ぶどう糖は血液中の主な糖成分でエネルギー代謝の源です。
◇クエン酸は疲労の原因となる乳酸の生成を抑制する作用があり、心身の疲労を和らげます。
災害非常用常備品 飴+笛 まさかの飴 安心缶
【ブルーベリーキャンディー】砂糖、水飴、ブルーベリー果汁、酸味料、香料
【金箔入玉露茶飴】砂糖、水飴、玉露粉末、抹茶、金箔
【黒酢飴】砂糖(原料糖、黒糖)、水飴、米黒酢、酸味料、カラメル色素
防災備蓄品としても、飴は貴重な一品になるようですね。
ヒミツは保管方法にありそうです。
食べるまえに・・・
賞味期限がわからない飴については、チェックしてから食べましょう。
・個包装の小袋からさっと取り出せるか。べっとりくっついていないか。
・見た目には、変色がないか。異常がみられないか。
・変なにおい、すっぱい感じのにおいがしないか。
ちょっとなめてみて違和感を感じたら、食べるのは止めておきましょう。
上手に保管で美味しく食べよう
たった一粒でも癒される飴!
緊急時には命を繋ぐ飴!
できれば、賞味期限内に、食べきるのが理想ですね。
上手に選択し、上手に保管、そして美味しく味わいたいものですね。