2016/03/19 更新
違いがあるの!?あなたは鮭とサーモンの違いって知ってた?
朝ごはんにぴったりの焼き鮭♡お寿司のネタの定番サーモン♡自然と使い分けていますが、同じ魚のことでただ鮭の英語がサーモンだ・・・と思ってませんか?実は鮭とサーモンは違いがあるという話があるんです!ご存知でしたか?さて二つの魚の違いとは?詳しくご説明します!
普段何気なく使い分けている鮭とサーモン。
焼いたら鮭だしお寿司のネタやサラダに使うとサーモンと呼ぶことが多いですよね!
でも同じ魚のことで日本語か英語の違い・・・と思ってませんか?
実は根本的に違いがあるという話があるんです!ご存知でしたか?
今回はそんな鮭とサーモンの違いがあるのか・・・についてご紹介します!
なるほど!サーモンはマスのことを指すんですね!
確かにこれは呼び方の違いだけじゃないですよね!
じゃあ鮭はどうでしょう?
鮭・・・(白鮭)、銀鮭、紅鮭などを指します。
スーパーなどで一般的に売られている鮭は、白鮭になります。切り身や塩鮭、燻製で売られているのは紅鮭という種類です。
ちなみに外国でも鮭はとれますが
アトランティックサーモン(太平洋鮭)やピンクサーモン(太平洋種の総称)という
またサーモンの種類に違いがあるようです!
これらはヨーロッパやアメリカではサーモンと呼ばれていますが
日本ではまた事情に違いがあるようです・・・!
では、なぜマスをサーモンと呼び始めたのでしょう?
その違いを調べてみました!
ちなみにトラウトサーモンを和訳すると「マスサケ」という
意味のよくわからない名前になってしまいますが、
トラウトサーモンは種類の名前ではなくて商品名なんですよ。
どうやら違いのポイントはここにありそうですよね。
違いの謎を解くためトラウトサーモンについてもう少し詳しく見てみましょう!
トラウトサーモンとはニジマスを海(海水)で養殖した種類です。
サーモンとは海(海水)で生活して、産卵のときに川を遡上する種類のことです。
ニジマスとは川や湖(淡水)で生活する種類のことです。
まず、淡水で生活したときの餌(えさ)と海水で生活した時の餌が異なります。
次に、淡水と海水の水温や水深、水流は全く異なります。
この様な生活環境から、サーモン(鮭)とマス(トラウト)の
体格の大きさや味、引き締まり方は別な種類の魚のように違ってくるのです。
だから、正確にはトラウトサーモンは養殖されたニジマスであってサーモンではありません。
かつて日本人は「サケ」は標準和名のサケ、「マス」はサクラマスといって区別いました。しかし、明治時代に英語が入ってきたときに、淡水と海を行き来するものをサーモン、淡水だけに暮らすものがトラウトという英語を、前者をサケ、後者をマスとしたことから混乱の原因ははじまったのです。
英語が入ってきてそれを整理する時よく聞く話ですが
当時の日本でのサーモンとマスの違いと
「サーモントラウト」という商品名が混乱に混乱して・・・というのが
今ニジマスが「サーモン」と呼ばれる所以なのかもしれませんね・・・!
日本でサーモンと呼ばれるものはニジマスであるとみてきましたが・・・
実は違いはないという話もあるんです!
でも鮭とマスという大きな違いがありましたよね?
一体どういう事でしょう?
え!?違いのある魚だと思ってたら同じ魚だったの!?
まさか生物学的に鮭とマスに違いがないなんて・・・
一般的に
川で産卵して海に下るものを鮭
ずっと川などの淡水域で過ごすものを鱒
海で養殖されているものをサーモン
と呼びますが、これも明確な線引がないのが実情なのです。
わかりやすく言うと同じ科の魚だけどその中の種類に違いがあり
その違いを呼び分けているという事でしょうか?
でも食べ方や味に違いがありますもんね。
市場などでは呼び方に違いがあったしても納得です。
サーモンとは基本的にニジマスのこと、なので違いがある・・・と思いますよね!
でもそもそも鮭とマスは育ち方の違いがあるだけで生物的には同じもの
という結論でした!
是非今度から食べるときは育ち方の違いを頭において
その種類にあった調理をしてみてくださいね♡