2016/01/20
メープルシロップ
2016/03/14 更新
焼肉で何気なく頼んでいるお肉、あなたは名前と部位が一致しますか?焼肉でお肉をオーダーするときに部位と食感が頭の中できちんと一貫していると、いつもの焼肉がさらに美味しく食べられることまちがいなし!これを機に焼肉の部位をマスターしてみませんか?
牛の部位
焼肉にいくとよくメニューに出てくる部位をイラスト図にされたものです。ここからは牛の部位ごとに細かくみてみて、焼肉の注文の際に出てくる名前とてらしあわせてみましょう。
この焼肉部位ランキングをみると、焼肉好きな方なら知らない部位はないはず!というくらい王道な部位ですね。焼肉をより美味しく食べるために、実際人気部位が牛のどの部分なのかを見ていきましょう。
韓国語であばら(肋骨)を意味し、その周辺に付いている肉・・・いわゆるバラ肉を「カルビ」といいます。他にも「三角バラ」や「中落ちカルビ」、牛1頭(500kg前後)のうち約50gしか取れないとされる「ゲタカルビ」などさまざまな種類があります。
舌。根本まで含めると約1.2~1.5kgになります。下ゆでして表面のざらざらした厚い皮をそぎ取り、薄くスライスして食べるのが基本です。根本の部分の方が柔らかく、タンツラとも言われます。最近ではタンツラをブロック状に切ってタンアワビと称して出す焼き肉屋さんも増加中。ホルモンの中でも意外に脂肪分が多い部位です。
背側の筋肉部分にあたる肉で「ロースト(焼く)に適した肉の部位」であることからこの呼び名になりました。脂が少なくさっぱりとした味わいと柔らかな食感が特徴です。
ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ロースト、カツなどいろいろ楽しめます。
内臓の総称とされる「ホルモン」も、焼肉店では牛の白い内臓(大腸や小腸など)を意味します。大腸は朝鮮語で「テッチャン」と呼ばれ、あっさりした脂が特徴です。
焼き加減1つで、脂の量を自分好みに調整することが可能です。ちなみに、西日本と東日本とでは脂の残し方が異なるとか。
また、小腸は大腸に比べて柔らかく食べやすい部位として親しまれています。
ザブトンは、クラシタのあばら側へと続く肩ロースの部分の牛肉です。1頭から数kgしかとれない希少部位です。この葉のようなかわいい形です。ロースの中でも最もきれいなサシが入っている部分を「ザブトン」と呼ぶ場合もあるようです。サシはありますが、後味にいやみがなく、上品でとろける食感とコクのある味わいを楽しめます。焼肉屋では特上ロ-スとして提供されることが、多いようです。
みすじとは、肩(ウデ)の肩甲骨の内側にあります。1頭で実際は5キロ弱はありますが、その中でも最高級の良いところは、1キロ強しかありません。幻の部位といわれる大変貴重な牛肉です。美しいサシまわりと、但馬牛ならではの脂融点が低いことから、口の中でとろけるような味わいをお楽しみいただけます。まさに大トロに近い触感。 お刺身はもちろん、少し厚めに切り軽くあぶって、わさび醤油やお塩でいただくのもおつです。
「いちぼ」は、牛のお尻の先の肉です。ランプと呼ばれるおしり上部のお肉のうち、下側のやわらかい部分を特に切り出したお肉です。運動を重ねていることから脂肪分はすくないですが、やわらかい赤身のお肉です。
もも肉の特に柔らかい部分です。ステーキ肉としてよく使われます。ロースなどに比べてサシが入りにくいのですが、肉質自体が柔らかく肉汁も豊富です。焼肉メニューではユッケに使用されます。ユッケの語源は韓国語で肉のことを「ユク」、刺し身のことを「フエ」といい、「ユク」と「フエ」がくっついて「ユック(ユッケ)」=肉の刺し身となりました。
カイノミ」は、バラの1部でヒレ肉の近くにあるお肉です。
ちょうどわき腹のあたりに位置し、貝のような形をしているのでそう呼ばれています。
一頭の牛から左右一対のブロックしか取れないので非常に希少な部分です。
このように、サシがたっぶり入っていると、大変ジューシーで格別な旨さです。
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