あのお菓子の意外な名前の由来？ちょっぴりおかしなお菓子の話♡

世界には数えきれない程のお菓子の種類がありますが、もちろんそれぞれに名前がついていますよね。
その名前の中には、とても意外な由来をもつものもあるんですよ。
今回はそんな意外な由来を持つお菓子の名前をご紹介しちゃいます！
あなたはいくつ知っていますか？

まずは、日本代表♡
和菓子の名前の由来を調べちゃいます。

日本人なら誰もが大好きなお団子。
そんな団子の名前の由来にはいくつかの説があります。

・中国の菓子「団喜」から転じた
・中国の「団子（トゥアンズ）」という餡入り団子が起源
・丸いことを意味する「団」に「子」を組み合わせた

団子そのものの原型は縄文時代から見ることができ、とても歴史の長いお菓子であることがわかります。
そのため串にさす団子の大きさの違いなど、多くの種類があるんですよ。

どーんと大きなお菓子の大福は、腹持ちが良い菓子であることから「腹太餅（はらぶともち）」と呼ばれていた説があります。
これを、江戸時代には「大腹餅」という名前で売られるようになったそうです。
のちに「大腹餅」は、「腹」の代わりに縁起のいい「福」という字が使われるようになり、現在に至っています。

どら焼きの由来は諸説ありますが、どれも打楽器の「銅鑼（どら）」が由来になっています。
一般的には、どら焼きの形が銅鑼に似ていることから名付けられたとする説が有力です。
確かに形がそっくりですよね！
他にも、武蔵坊弁慶が民家で治療を受けたお礼として、生地を銅鑼に引いて焼いたものにあんこを包んで振舞ったことを起源とする説などもあります。

次は、英語の名前がついているお菓子の由来を調べちゃいます！

マシュマロを英語で書くと、marshmallow。
これは実は、もともと原料として使われていたお花の名前。
日本では、ウスベニタチアオイ (薄紅立葵)という名で知られているお花です。
マシュマロのイメージとぴったりな、優しい名前の由来ですね！

パウンドケーキは、イギリスで生まれたお菓子。
小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンド(454g）ずつ使って作ることから「パウンド」ケーキとの名前が付けられました。

まんまるの穴のあいたドーナツは、「生地」という意味の「Dough（ドウ）」と、「木の実」という意味の「Nut（ナッツ）」がくっついたもので、「生地で作った木の実」という意味のお菓子だそうです。
もともとは実際にナッツがねり込まれていたそうですよ。

最後に、英語以外の言語の名前がついているお菓子とその由来をご紹介します！

女子が大好きなお菓子・クレープは、生地の焼き目が「縮緬（ちりめん）」のようである事から、フランス語で「絹のような」の意味する「クレープ」という名前がつきました。
確かに、布のクレープ生地とよく似ていますね！

パイ生地を何枚も重ね、その間にクリームやフルーツをたっぷりと挟むお菓子、ミルフィーユ。
ミルフィーユとは、フランス語で「１０００枚の葉っぱ」という意味です。
重ねたパイ生地を葉っぱに見立てて、この名前がついたんですね。

元々「モンブラン」とは、イタリアとフランスの国境に位置する、ヨーロッパアルプスの最高峰の山の名前です。
その山をイメージして作られたのがこちらのお菓子のモンブラン。
名前がそのままついていますね。
因みにフランス語で、「モン」は「山」、「ブラン」は「白い」という意味。
「白い山」という名前のお菓子なんですね。

いかがだったでしょうか？
お菓子の名前にはいろいろな由来があることがおわかり頂けたかと思います！
もちろん、この他にも素敵な由来の名前を持ったお菓子がたくさんありますよ！
みなさんも、おいしいお菓子を片手に探してみてくださいね♡