お弁当に、ちょっと一品に!上手に利用した冷凍ほうれん草活用術
お弁当に少し足したい時や ちょっと一品プラスしたいという時に冷凍食品は便利ですよね。最近では冷凍野菜もたくさん種類がありますが、今回は冷凍ほうれん草を取り上げます。冷凍ほうれん草を生のほうれん草と比べた栄養価、便利な使い方などを調べました。
ほうれん草の栄養と効果を考える
ほうれん草の鮮やかな緑は緑黄色野菜ならでは。ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
ほうれん草に含まれる栄養は風邪、ガン、動脈硬化の予防や高血圧を下げる効果、美肌効果があります。
またカルシウムやマグネシウムが多く含まれているため骨の形成や健康維持に役立ちます。
美味しいだけでなく栄養価も抜群なのですね。
冷凍ほうれん草の栄養は?
季節や気温の変化で値段が高くなることもある野菜。そんな時にも冷凍野菜はとても便利ですね。
冷凍野菜の栄養価は生の野菜と比べて栄養価はどうなのでしょう?
冷凍ほうれん草と生のほうれん草の栄養を比べたこんなグラフがあります。
ほうれん草の旬は冬なので、6月のほうれん草は、冬の時期のほうれん草よりも栄養価が下がります。こんな時期は生鮮のほうれん草を食べるよりは、むしろ、冷凍野菜のほうれん草を食べたほうが栄養価ははるかに高いようです。
冷凍野菜は旬の時期に収穫した野菜を、急速凍結しているので、採れたての味と栄養価が保たれているという特徴があります。
冷凍技術がどんどんと進歩しているので栄養価を保って冷凍保存出来るのです。
冷凍野菜を上手に使えば栄養もある上に お財布にも優しいというのが嬉しいところですね。
色んな料理に使える基本の茹でほうれん草の冷凍保存
まず基本の茹でたほうれん草の冷凍保存
使う分だけとれるように小分けにするか、使いやすいようにパラパラに冷凍にすると便利です。
離乳食やスープに便利! 冷凍のほうれん草ピューレ
安いほうれん草を見つけたら、ほうれん草ピューレも作って冷凍しましょう。
離乳食やスープ、インド風ほうれん草カレーなど冷凍ほうれん草のピューレは色々利用できます。
≪ほうれん草のキッシュ≫
たっぷりのほうれん草を入れてお洒落な一品に。
【材料:21センチのタルト型1台分】
台: 冷凍パイシート
アパレイユ: 卵 2個
生クリーム 1/2カップ
ナツメグ 少々
たっぷりのチーズ
難しいイメージのあるキッシュも冷凍パイシートを使うと簡単
≪ミネラルたっぷりほうれん草のおひたし≫
ごま油がいい仕事をします
【合わせ調味料】
しょう油:煮切り味醂:煮切り酒 1:1:1
仕上げにごま油
すり胡麻やかつをぶし、きざみのりをたっぷりとかけて。
≪お弁当用冷凍ほうれん草胡麻和え≫
お弁当にはカップに入れて冷凍してしまいましょう。
ほうれん草の胡麻和えは何か一品欲しい、緑が足りないという時重宝します。
≪ほうれん草のポタージュ≫
色もきれいで 栄養も抜群。
牛乳や生クリーム、コンソメで味を調えればほうれん草のポタージュも簡単!
≪ほうれん草カレー≫
・玉ねぎはみじん切り、フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎを炒める。
・色が変わったら鶏挽肉を入れて炒める
・水と顆粒だしを入れて、煮て、アクがでたらとる
・火を一旦止め、カレールーを入れて溶かす
・少し煮たら、ペーストのほうれん草を入れて混ぜる
たっぷりのほうれん草で栄養抜群。ヘルシーでダイエット中でも我慢しないで食べられますね。
市販の冷凍ほうれん草は旬の時期に冷凍しているので栄養が高いということが分かりました。
一年中使えて便利な冷凍野菜は上手に利用したいものですね。
注意点を一つ!
冷凍ほうれん草は過熱しすぎるとグニャっとしてしまうので 解凍はさっと。
冷凍野菜を上手に使って栄養バランスの良い食事を楽しみましょう。