実はスゴイ!青じそ(大葉)の栄養と効果・美味しいレシピのまとめ
2016/05/13
芽実子
青じそと大葉、見た目的には同じようなものですが、呼び名が違っていますよね。では、青じそと大葉の違いについて説明できる人はどれぐらいいるのでしょうか?そもそも青じそと大葉は同じ物?それとも別のもの?今回はそんな青じそと大葉について調べてみました。
青じそと大葉、この二つはどちらも同じような葉っぱを指していますが、実際にはその違いは何なのでしょう?気になったことはありませんか?しそには赤しそと青じそがありますね。赤しそは梅干しなどを漬ける際に使われたりします。青じそは茎も葉っぱも青色をしていて、主に食用としてしそ巻きや天ぷら、刺身の彩りなどに使われたりしますよね。
では次に大葉についてです。大葉とは、実は青じそのことなんですね。え!?青じそと大葉は同じものなの?と思うかもしれませんが、見た目も香りも実は同じですよね。青じそと大葉の違いと言えば、その呼び名だけなのです。ではなぜ同じ物なのに呼び名が違っているのでしょう?
青じそと大葉の違いと言えば、その呼び名だけ・・・。だとすればなぜ呼び名が違うのか、気になりますよね。実は大葉は、青じそを商品として販売する際に「大葉」として販売したところ、売れ行きが好調だったそうです。つまり、青じそを大葉として出荷していたと言うわけなんですね。
簡単に言うならば、青じそ出荷する際に、商品名を「大葉」として出荷しただけで、普段より売れ行きが良かったため、青じそを大葉として店頭に並べているんだそうです。そのため、もともとは青じその商品名だった大葉が、「大葉の苗」とか「大葉の種」と表記されている時点で、不思議な感覚なんですね。
「大葉の苗」や「大葉の種」、「青じその苗」、「青じその種」と、本来は同じ植物なのに、あたかも別の商品と感じるような商品名になっているわけです。でも実は、青じそも大葉も同じ植物ですし、大葉とは青じその商品名だったわけですので、「大葉の苗」や「大葉の種」と表記されるのは間違いなんですね。
青じそと大葉は、その独特の香りからサラダやスパゲッティ、天ぷら、和え物、刺身のつま、またドレッシングの味つけなとに幅広く使われたりします。その他にも、しそ巻きおにぎりやささみのしそ巻き、太刀魚のしそ巻きなど、特に夏場には青じそと大葉のさっぱりとした味が好まれます。
また、青じそと大葉にはカロテンやビタミンB、カルシウム、カリウムなどの栄養素がたくさん含まれています。中でもβ―カロテンの含有量は野菜の中でトップクラスと言われるほどなんですね。そのため、 貧血予防や精神安定作用、食欲増進、食中毒予防効果、ダイエットなどへの効果が期待できるとされています。ただの葉っぱと思ったら、かなり栄養価が高いようですね。
青じそ(大葉)を使ったレシピでおすすめなのが、ささみの大葉チーズロール巻きです。とってもさっぱりしていて、大人から子どもまで大好きなメニューのひとつではないでしょうか?作り方もとっても簡単です。
鶏ささみ肉を観音開きにして、その上に青じそ(大葉)とチーズを乗せて、端からくるくると巻いていきます。その後、片栗粉を軽くまぶしてから、醤油と砂糖、みりんで甘辛く味を付けて照り焼きにすれば完成です!
照り\焼き風に甘辛く味付けをする以外にも、衣を付けてフライにしても良いですし、春巻きの皮で巻いて揚げても美味しいですよ。梅肉を少し加えると、よりさっぱりとした仕上がりになるかもしれませんね。また、チーズが苦手な人はアスパラに変えてみても美味しいですよ。ぜひ一度、試しに作ってみて下さいね。
いかがでしたか?青じそと大葉、実は呼び名が違うだけで同じ植物だったのですね。それなら呼び名を統一しても良さそうな気もするのですが・・・。植物は青じそ、商品名は大葉。と統一してくれさえすれば、消費者もその違いについて悩むこともないと思ったりもしますよね。
しかし、大葉は商品名なのにドレッシングでは青じそと使っていたりして、大葉と青じそが商品名に混同しているようにも感じます。消費者側からしても、大葉も青じそも同じような味だから・・・。と、あまり気にしていないのかもしれませんが、どうせなら商品名は統一してくれるとありがたいですよね。
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