青唐辛子の醤油漬けは万能調味料・簡単！青唐辛子の醤油漬けの作り方

青唐辛子とは赤く色付く前に収穫した唐辛子のこと。青唐辛子は完熟させると真っ赤になり、所謂赤唐辛子になります。青唐辛子は、赤唐辛子が旬を迎える秋を前に旬となりますので、夏に最盛期を迎えます。

張りやツヤがあり、全体にしっかりと色がついたものを選びましょう。しおれているものや色がくすんでいるものは古くなった証拠です。

新鮮なものを手に入れたら、上手に保存しましょう。乾燥を防ぐために、新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管すれば一週間程度は日持ちします。密閉できる袋に入れて冷凍すると、長期保存も可能です。

青唐辛子にはビタミンＣやビタミンＥ、βカロテンといった栄養素が含まれていますが、一度にたくさんの量を食べられるわけではないので、それらの効果はあまり期待できません。しかし、辛み成分のカプサイシンが血液の循環をよくするので、体を温めたり冷え症の改善の効果は期待できますし、脂肪燃焼の効果もあるためダイエット食として利用される方も多いです。

青唐辛子を刻んで醤油に漬けたものが「青唐辛子の醤油漬け」。辛みのある、万能調味料として冷奴にかけたり、そうめんや冷麦の つけ汁の隠し味にしたり、炒め物にも使えます。保存もきくので、辛いものが好きな方は青唐辛子の醤油漬けを冷蔵庫に常備するのがおすすめです。

青唐辛子の醤油漬けの作り方はとても簡単。基本は青唐辛子を刻んで醤油に漬けるだけ。醤油漬けは青唐辛子の旬に作りましょう。

＜作り方＞
１・青唐辛子を洗ってキッチンペーパーなどで水気を取る。
２・細かい輪切りにする。（ヘタと種は取り除く。）
３・青唐辛子を瓶に詰め、醤油を注ぎ、漬ければ完成。

3日ほどで食べられます。1年位は辛みも消えず、美味しく食べられます。冷凍保存も可能なので、大量に作っても大丈夫です。

青唐辛子の下処理をする時は、ビニール手袋を使いましょう。カプサイシンの辛味成分は過剰に皮膚に反応します。青唐辛子を素手で扱うと手が痛くなりますし、その手で目に触れたら大変なことになります。大量に刻むと、むせる場合もあります。青唐辛子の扱いには注意しましょう。

青唐辛子の醤油漬けはそのままご飯に乗せたり、豆腐に添えたり、簡単で美味しく食べられます。うどんやラーメン、どんな料理にも美味しい辛みを加えられます。青唐辛子の醤油漬けの美味しい食べ方のレパートリーを増やしましょう。

＜作り方＞
１・卵を割り、醤油漬けの青唐辛子を入れて混ぜる。（量はお好みで）
２・フライパンを熱しサラダ油を入れ、卵を入れて、すぐにご飯を入れる。
３・ご飯の塊を解したら、塩、こしょうをして炒める。
４・青唐辛子の醤油漬けの醤油を回し入れる。完成。

暑いときにピッタリのピリ辛炒飯です。辛みはお好みで加減しましょう。

＜作り方＞
１・牛肉を食べやすい大きさに切る。青唐辛子は汁を別にしておく。ねぎは粗みじん、小ねぎは小口切りにしておく。
２・温めたフライパンにサラダ油を入れ、牛肉に火が通るまで炒める。
３・青唐辛子を加え、全体に汁をかけるように加えて中火で２分炒める 。
４・器に盛りつけ、長ねぎと小ねぎをちらす。完成。

肉に完全に火を通してから青唐辛子の醤油漬けを加えましょう。牛肉だけでなく、豚肉にも合います。仕上げにごま油を回しかけても美味しいです。

青唐辛子の醤油漬けは辛いけど美味しい万能調味料。そのままご飯や豆腐、麺類に乗せても、調味料として味付けに使っても、おにぎりの具にしても美味しい青唐辛子の醤油漬け。作り方は刻んで醤油に漬けるだけと簡単。自分で作る青唐辛子の醤油漬けはさらに美味しくいただけますね。旬の時期にぜひ作って楽しみましょう。