2016/04/06
きたま
2016/06/13 更新
お寿司を食べるときにカロリーを気にしたことはありますか?お寿司は食べる量や種類を自由に選べることから最もカロリーの調整をしやすい外食とも言えます。お寿司屋さんでカロリーなんてと思わず、目安や参考にしながらおいしくいただきましょう。
どのお寿司にもかかせないのが合わせ酢でご飯に味付けした「シャリ」ですね。
もちろんお店によってシャリの量も合わせ酢の配合もさまざまですがおよそ1つ20グラムほどが平均だそうです。
20グラムのシャリはおよそ32キロカロリーです。ちなみに白いご飯1杯160グラムとすると269キロカロリー、お寿司のシャリ160グラム(つまり8つ分)で256キロカロリーということで、お寿司のシャリになった方がグラム当たりのカロリーが少しだけ低いことがわかります。
続いて寿司ネタのカロリーを見てみましょう。基本的に魚介類でヘルシーだと思われていますが、実は寿司ネタによって大きく差があります。シャリも含めた一つあたりのカロリーをご紹介します。
一番高いグループは85キロカロリーほどで、トロやしめさばのお寿司です。また、脂の乗ったさんまも同じくらいのカロリーになることもあります。魚と言えど脂の部分はカロリーが高いことがわかりますね。
その次にカロリーが高いのは穴子や鰻などのタレがついているもので70〜75キロカロリー、イクラ・鰤も70キロカロリーほどです。その他の青魚や白身の魚は45〜55キロカロリーであるものがほとんどですが、同じ魚でも脂がのればのるほどカロリーも高くなります。
では逆にカロリーが控えめと言えるお寿司はなんでしょうか?40〜45キロカロリーのお寿司のネタは、アカガイなどの貝類、イカ・蛸・エビ、マグロの赤身、キスなどです。ただ他の寿司ネタも50キロカロリーほどのものが多いので特別少ない訳ではありません。
通常お寿司屋さんで一人前を頼むと8〜10個のお寿司が出てきます。高カロリーなネタは味も甘くこってりしたもの、カロリー控えめなネタはさっぱりした味である傾向があるのでバランスよく入ることが多く、一人前では500〜700キロカロリーになることが多いようです。
600キロカロリーというとラーメン1杯分、また、デスクワークの成人男性の理想の摂取カロリーは一日2000キロカロリー前後なので、一人前で満足できるなら一食として特別カロリーが多くも少なくもないと言えるでしょう。トロやあなご等の脂の多いお寿司ばかりでなければカロリーのとり過ぎにはなりにくいと思われます。
回転寿司で目の前を通り過ぎていくお寿司を見ていると、おなかいっぱいなはずなのについつい食べ過ぎてしまうことがよくあります。また、子供にも食べやすいように工夫された高カロリーなアレンジ寿司もあり、普通のお寿司屋さんよりもカロリーがかさみがちです。そんな回転寿司ならではのお寿司のカロリーを見てみましょう。
ダントツでカロリーが高いのがマヨネーズを使ったお寿司。特に具材と和えてあるコーンやツナが高いようです。1つあたり80〜100キロカロリーを超えるものもあります。
上ではカロリー控えめのネタに分類したエビですが、回転寿司では変わりエビ寿司が多く高カロリーなものもあります。上にマヨネーズやチーズがのっているものは60キロカロリー前後まであがるようです。
いかがでしたでしょうか?いつもご自分の食べるお寿司の種類や量を思い描いてカロリーを計算してみて意外と多かったでしょうか、少なかったでしょうか。ファミレスなどと違いなかなかカロリーを気にしづらいお寿司屋さんで、少しでも目安にしていただければうれしいです。
自分で好きな量を食べられるお寿司は言い換えれば自分でカロリー調整ができるということです。とくに最近は回転寿司や立ち食い寿司のランチも人気があります。これからはダイエット中のカロリー調整の味方としてお寿司屋さんを選んでみてもいいかもしれません。
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