活用しなきゃもったいない!重箱のかしこい使い方をご紹介します
2016/05/09
naonao_hsy
2016/06/13 更新
和包丁の代表である出刃包丁ですが、みなさん正しい出刃包丁の使い方知っていますか?収納に置いといたらさびちゃった・・・なんてことありますよね。今回は、出刃包丁の使い方はもちろん、買う時の選び方から保管方法までを詳しく解説していきたいと思います。
出刃包丁は主に魚をさばくものとして使われますが使い方は多様です。ですが、日本の出刃包丁の様に片刃の包丁は、魚をおろす際の角度が容易につけられるためで人間の骨格上の使いやすさもあるのです。
出刃包丁の普段使うことの少ない方は、使い方どころか持っていないという方も多いと思いますので、使い方だけではなく、出刃包丁のおおまかな種類についても紹介していきますね!
下から90~135mmです。
まずサイズを選ばなければいけませんが、おすすめは150mmが一番使いやすいです。もちろん、大型の魚用ですと使い方以前に無理がありますが、ご家庭用なら最も万能なサイズです。
初心者の方は小さめが使いやすいでしょうし、もっと小さなものもありますがこれ以下ですとアジやサバくらいの小さな魚しか使えません。もちろん使い方次第ですが、プロでも難儀します・・・
主に魚をさばく使い方の多い出刃包丁ですが、お手入れが面倒くさいという方におすすめなのがステンレス製の出刃包丁です。切れ味では劣るもののさびにくく、お手入れといえばもっぱら洗うだけです。
いわゆる入門用の様なものと思っていただいていいのですが、頻繁に使う方や、お料理をきちんとやりたい方には当然向きません。
入門用と言いましたが、つまり大型の魚や身の柔らかいものには向きません。魚を上手におろすかどうかは使い方はもちろんですが、切れ味も必要になります。家庭の一般的な万能包丁に比べると骨を断つようなパワーはあり使い方も容易ですが、切れ味では心もとないのは否めません。
出刃包丁は叩くような使い方もしますが、丈夫なステンレスは欠けにくく得意な分野です。とはいえ冷凍食品を切るような使い方は、破片が混入したり危険ですのでおすすめしない使い方です。
汚れを洗剤できちんと洗っていれば水気も神経質になる必要はありません。ステンレスはさびにくく丈夫な金属合金です。気を付けるのは衛生上くらいでしょう。
霞焼き出刃包丁とは鋼を挟んで作ったもので、その刃の模様から霞(かすみ)と呼ばれます。鋼もそれを挟む軟鉄も鉄ですので、さびやすくお手入れが面倒くさいですが切れ味はステンレスとは比べ物になりません。
使い方としては同じですが、ステンレスを入門用とするならこちらは中級用で、お値段もお手頃で趣味で釣りをするですとか、お料理がお好きな方におすすめする出刃包丁です。
ステンレス製に比べて段違いの切れ味ですが、反面さびやすくかけやすくなります。長期使わない場合は水気をしっかり拭いたうえで、油を塗っておくといいでしょう。
本焼き出刃包丁とは、和包丁の最高級である刃渡りすべてが鋼のものです。刃の部分を霞焼きと比べるとよくわかりますが、本焼きは鋼だけなので境目がありません。最高の切れ味ですがお値段も最高級で、プロやこだわり抜いた方が使用するレベルです。
見た目も美しく、まるで日本刀のようですが使い方はもちろんお手入れも同じく大変神経質にならざるを得ません。こちらはまさに上級用です!
基本的には霞焼き出刃包丁と同じですが、最高級品ですから切るたびに拭く!まさにその作業も芸術です。カミソリの切れ味と、ナタの様な力強さを兼ね備えていますがお手入れは本当にわが子の様にしてあげてください。
一部メーカーでは洋出刃包丁というものもあります。日本用ではないので牛の骨を断ち切ったり、使い方も異なりますが、刃の厚みが多く重いのは同じです。
こちらの使い方は少し特殊で、魚にはあまり向きません。日本の和包丁である出刃包丁は片刃であるのに対し、こちらは両刃ですので使い勝手が変わってきます。
よく外国の方が和包丁を使うと曲がって切ってしまうのですが、こちらはそれの日本人バージョンになってしまいますね。(普段両刃を使う方は違います)。プロでは和包丁と洋包丁両刀使いはたまにいらっしゃいますが、ご家庭だと使い方が難しくなってしまいがちなのでおすすめしません!
出刃包丁の使い方について紹介してきましたがいかがでしょうか?形は似ていても、出刃包丁のサイズや素材で使い方は全く異なってきますし、お値段も数千円から数十万円まで色々です。
皆さんの出刃包丁の使い方に上記の事が参考になれば幸いです。
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