ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
アレルギーの中でも鶏卵に続いて多い、牛乳、乳製品。乳製品を使っている食品って沢山ありますよね。アレルゲンの特徴や、気を付けたい食品をご紹介致します。こんな物にもアレルギー反応をおこしてしまうかも!正しい知識でアレルギーと付き合いましょう。
アレルギー原因として多い牛乳。牛乳アレルギーの方のほどんどが乳製品にもアレルギー症状が出てしまう事が多いと思います。そんな乳製品アレルギーの気を付けていただきたいポイントや、どんなものに乳製品が使用されているかなどをまとめてみました。
牛乳・乳アレルギーの原因になるタンパク質・カゼインやβラクトグロブリンは、発酵を経ても、加熱してもタンパク質の構造はほとんど変化せず、アレルギーの起こしやすさは変わりません。
よって、ヨーグルトやチーズなどの乳製品も同じようにアレルギー症状が出てしまうのです。
生クリーム・バター・脱脂粉乳など調理に使う乳製品もアレルギー症状を起こす可能性があります。
外食でもシチューやクリーム煮、グラタンには気を付けて。
アイスクリーム・チョコレート・プリンなど、子どもが好きな甘いもののほとんどに乳製品は使用されています。イチゴにかける練乳も乳製品、注意が必要です。
果物のシャーベットやゼリー、乳製品不使用のアレルギー対応食品を活用して、おやつを上げてください。
ホットケーキミックス・カレーのルー・唐揚げ粉。見た目に一見乳成分は使用されていない様に見えるのですが、乳成分が使われているものがあります。
牛乳・乳などのアレルゲン食材を使用している場合、アレルギーの特定原材料として表示が義務付けられていますので、必ず原材料名を、よく確認してください。
乳成分不使用の商品も出回っているので、そちらを利用しましょう。
乳製品アレルギーの子どものカルシウム摂取量は、アレルギー体質ではない子どもと比較して半分程度と報告されています。
しかしながら、乳製品の代用になる、カルシウムが多い食材は多々あります。
煮干しなどの小魚類や青菜類、海藻、大豆製品など、また手軽にカルシウムをとれるように、アレルギー用ミルクを乳製品の代わりに料理に使用する、煮干しをふりかけにするなどの工夫をしましょう。
牛乳の代用品には大豆が大活躍します。大豆食品で乳製品の代用ができる食材も販売されているんですよ。
大豆チーズに大豆ヨーグルト、大豆プリンに大豆マーガリンなんてものまで!
ただ、大豆食品もアレルゲン食品の一つですので、大豆のアレルギー体質でないか、事前の検査をした方が安心です。
加工食品に利用される「乳化剤」「乳酸菌」「乳酸カルシウム」などはその名称から、乳製品と誤解されやすいのですが、牛乳とは関係ありません。一方、「全粉乳」「脱脂粉乳」「練乳」「乳酸菌飲料」「はっ酵乳」などの加工食品には牛乳が含まれるため、牛乳アレルギーの患者さんは食べられません。
うどんやスパゲティーなどの麺類にも乳製品が入ってる事ってしばしば、ご紹介する市販品には乳製品が使用されていないので、安心して調理ができますよ。
卵、乳製品、小麦を使用していない、米粉で作られているので安心!
S&Bからアレルゲンの乳製品を使用していないカレールウ。手軽に簡単に作れるルーがアレルゲン対策をしてくれていると、嬉しいですね。
※だたし、『顆粒』タイプには乳糖が含まれるので注意!
上記でも紹介しましたが、大豆のアレルギーがある場合は注意が必要です。
堀川さんでは練り物にアレルゲンを使用していないものを多数販売しています!
アレルギー体質の強い味方です!
乳製品アレルギーに悩まされている方は本当に沢山いらっしゃると思います。
かくいう著者も軽度ではありますが乳製品アレルギーです。
しかし、昨今ではメーカーのアレルゲンへの対策がなされ、アレルギー症状を起こさないよう食品への配慮がなされています。
シチューやカレーなどの加工物に乳製品を使用しない物など、それらの食品をうまく使用して、アレルギーと正しく向き合い、アレルギー症状を起こさないような食生活を送っていきましょう。
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