2016/06/07
りーかーまま
ボケ防止、老化抑制、肥満対策に効果が期待できるココナッツオイル。最近、スーパーモデルが使用していることを公表したとたん、火が付いたように大注目されました。どのくらいの摂取量で、どんな効果があるのか詳しく解説します。今回は、ココナッツオイルの摂取量に注目します。
命のオイルと呼ばれるココナッツオイル
日本では最近大注目のココナッツオイル。有名モデルが次々に使用を公表するとあっという間に、近所のスーパーでも売られるようになりました。東南アジアで作られているココナッツオイル。その地域では、「命のオイル」として人々に愛されてきたそうです。その使い方はとっても豊富。虫刺されやマッサージ、風邪の予防にも効果があるとか。正しい摂取量をしって、健康を勝ち取りましょう。
植物油の一種
ココナッツオイルは、成熟した果実の種子から取れる植物油から作られます。家庭で使われる植物油は、オリーブオイルやなたね油、ごま油が挙げられます。しかし、ココナッツオイルは同じ植物油でもちょっと成分が違うみたい。
中鎖脂肪酸が60%ほど含まれる
オリーブオイル、なたね油、ごま油は、長鎖脂肪酸という構造をしています。一般的な家庭で使われる油はこの長鎖脂肪酸。しかし、ココナッツオイルは少し違います。中鎖脂肪酸という構造でできているそうでう。その天然成分は60%程含まれているとのこと。母乳や牛乳でも、4%ほどなので、その含まれる量の多さがよくわかります。正しい摂取量を守ることで、その効果は体にあらわれてきます。
正しい摂取量で太りにくい体質づくりを
ココナッツオイルは、エネルギー源に変わるのがとても速いので、脂肪がつきにくいのが特徴です。これが、中鎖脂肪酸の長鎖脂肪酸と違うところ。中鎖脂肪酸は、小腸で吸収されますが、その後、門脈と呼ばれるところから肝臓へと運ばれます。そこですぐに分解され、エネルギーとして体の中で使われるのです。その分解されるスピードは、摂取後10時間程で全て分解されるという速さ!正しい摂取量を守ると、ほとんど体脂肪に変わりません。
正しい摂取量で美容効果抜群!
ココナッツオイルは、正しく摂取量を守り使用すると、美容効果が抜群です。酸化しにくく、自然なオイルなので人間の体にもとっても優しいオイルです。また、ココナッツオイルには、トランス脂肪酸を含みません。このトランス脂肪酸とは、参加すると、動脈硬化や悪玉コレステロールを増やす元。老化現象を招く成分です。ココナッツオイルは、人間の体を酸化させないよう若々しく保つ効果があります。
正しい摂取量でぼけ予防
ココナッツオイルは正しい摂取量を心がけると、ぼけ予防に期待できます。ココナッツオイルは、脳のエネルギーとなって脳を活性化させます。老化現象の代表的な認知症。これは、脳の主なエネルギー源であるブドウ糖を脳細胞がうまく使えなくなることが原因。この時、ココナッツオイルは脳のエネルギー源として働いてくれるのです。
正しい摂取量でココナッツオイルはケトン体に変化
認知症などで必要になるブドウ糖。これに代わるエネルギーがケトン体です。ケトン体は、脂肪がエネルギーとして代謝される時に作られるもの。ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、ほかの油に比べて、最も早く肝臓に運ばれ分解されて、ケトン体となります。そして、脳のエネルギーとして利用できるのです。
摂取量を多く取れば良いというものではありません
正しい摂取量の目安は、1日大さじ2杯程度が目安です。できれば、食事などで摂取する植物油を減らして、代わりにココナッツオイルを使用すると良いでしょう。どんな食品も、正しい摂取量を超えてしまうのはよくありません。
摂取量を守らないと副作用がおこります
ココナッツオイルの正しい摂取量を超えてしまうと、人によっては副作用が起こることがあるかもしれません。副作用としては、便がゆるくなり下痢になってしまう場合も。適量は人によって違いはありますが、過度な摂取量はおすすめしません。自分に合う量をまずは大さじ1杯程度から試してみてはいかがでしょうか。
ココナッツオイルは気温によって形状が変化します。正しい摂取量を取るためにも、自宅でお保存方法に気をつけましょう。
正しい摂取量を守るために:液体の場合
気温が25度以上ある場合は、ココナッツオイルの状態が液体になります。夏場の室内や、湯煎にかけたりすると、無色透明の液体となります。
正しい摂取量を守るために:液体と固体が混じった場合
25度を下回ると、ココナッツオイルは固まり始めます。全体がクリーム状ではなく、一部分が白く固まって見えることも。カビが生えたかと心配するかもしれませんが、正しく保存していれば、それは温度による変化である可能性が高いので安心してください。
正しい摂取量を守るために:クリーム状の場合
20度~25度になると、やわらかいクリーム状に変化します。塗りやすいので、パンに塗ったり野菜につけて食べると良いでしょう。マッサージクリームとして使うと、とても良い香りがしますよ!
消費期限は、商品を開封していなければ常温で2年間ほど保管できます。開封した場合は、約1年間が目安になります。
正しい摂取量を把握するためにも、水分と混ぜることのないように気をつけましょう。ココナッツオイルが劣化してしまう原因になります。
いかがでしたか?最近、大注目のココナッツオイルについてご紹介しました。正しい摂取量により、体に良いことがたくさんあることがわかりました。最も大切なことは、良質なココナッツオイルを摂取量を守って使用すること。ココナッツオイルを正しく使って、健康な毎日を送ってください。
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