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日本の代表料理!味噌汁には賞味期限なんてあるの?保存方法とは?

日本の味といっても過言ではない味噌汁。朝ご飯や料亭での定番料理ではないでしょうか。入れる具でアレンジもできますし、作り置きをしておけば注ぐだけで1品仕上がります。しかし実際に賞味期限はいつなのでしょうか?今回は味噌汁の賞味期限と保存の仕方について調べます。

味噌汁とは?

日本の代表的な汁物と言えば「味噌汁」ではないでしょうか?味噌をだしで溶いた汁に豆腐や野菜を煮たものを味噌汁と言います。御味御付(おみおつけ)と呼ばれているものも味噌汁です。

ごはんと一緒に食されることが多い味噌汁。日本ならではの本膳料理や懐石料理などの汁物にもやはり味噌汁が定番のようです。サッと作れるものの、やはり作り置きをしておけば料理の手間が省けますが時間をおいた物は少しすっぱくなってしまったり腐ってしまったという経験もあるでしょう。

やはり賞味期限というのは味噌汁にも存在するのです。ではそれは一体いつなのか?保存方法とともに味噌汁の賞味期限について紹介したいと思います。

日本の代表!味噌汁の賞味期限とは?①常温保存

基本的に味噌汁の常温保存は危険であるのでオススメできません。賞味期限も短く、長くても1日といったところなのです。

■賞味期限

・6時間から24時間程度

また、入っている具材や気候にもよるかもしれませんが、特に夏場などの暑い時期は常温保存はやめたほうがいいかもしれません。

味噌汁を常温保存するためには?

オススメはできませんが、もし常温保存するのであれば以下のようにして賞味期限内であれば劣化は少なく済むかもしれません。

・塩分濃度を高くしておく
・加熱は作ったあとにも定期的に行う

特に、味噌汁の具に二枚貝(牡蠣など)のようにノロウイルスの原因になりやすい物などが入っている場合は沸騰してしばらくは加熱を続けた方がいいかもしれません。

工夫を凝らしてもやはり常温保存には変わりありません。賞味期限は目安でしかありませんので、少しでも味がおかしかったり舌触りなどが違っていたら食べないようにしましょう。賞味期限内だからと鵜呑みにしないことです。

日本の代表!味噌汁の賞味期限とは?②冷蔵保存

味噌汁は冷蔵保存すると常温に比べれば少し賞味期限が延びるようです。

■賞味期限

・24時間から48時間程度

とは言え、味噌汁の賞味期限は冷蔵保存でも1日長くなる程度です。冬場ならもう少し賞味期限が長くなるかもしれませんが、過信はしないように味を確かめるようにした方がいいかもしれません。

味噌汁を冷蔵保存するには?

味噌汁を冷蔵保存するときには鍋のまま、もしくはタッパーなどに移し替えて保存しましょう。賞味期限が少しでも有効的な物になるかと思います。

作る段階で少し濃い味付けにしておき、作り終わったら水を加え冷ましたり、逆に薄めに作って味噌を入れることで塩分濃度が上がるので腐りにくくなるかと思います。

日本の代表!味噌汁の賞味期限とは?③冷凍保存

冷凍保存をすれば賞味期限はぐんと長くなります。

■賞味期限

・2週間程度

約半月も保存できるようです。しかし、使う具材によっては冷凍することで味が落ちてしまうこともあるので賞味期限は長くても注意は必要です。

味噌汁を冷凍保存するには?

冷凍保存するときには味噌汁の熱が冷めたらタッパーなどの容器に移し、こぼれないように蓋をしたら冷凍庫で保存します。食べるときには冷蔵庫で解凍すれば食べることができます。レンジや鍋で温めてもOKです。

しかし、水分が多い食材などであれば解凍したときにパサパサしていたり、定番の豆腐なら高野豆腐のようになってしまいがちです。できるだけ冷凍保存をするときには味噌汁の具を選ぶようにしましょう。

味噌汁を美味しく食べるためには?

味噌汁の賞味期限を長くするためには選ぶ食材に気をつける

上でも紹介したように、味噌汁の賞味期限は冷凍保存が一番いいようですが食材によっては味が落ちてしまいます。いくつかあげてみますので、冷凍を前提に味噌汁を作る場合には次に挙げる食材は避けてみましょう。

豆腐…水分が多いので冷凍すると水分が抜けて高野豆腐のようになってしまう。
じゃがいも…形が崩れやすいので食感が落ちてしまう。
こんにゃく…スポンジ様になり味がなくなってしまう。

全くダメというわけではありませんが美味しく食べるのであれば省いてみてください。

味噌汁の賞味期限は短いから味噌玉をつくっておくと便利

味噌汁を一人分作るとなると難しく、たくさん作っておけば料理の手間は省けるけれど賞味期限が気になってしまいます。そんな悩みを解決するのが味噌玉なのです。

一人分の味噌や具を一つにまとめておけばお湯を注ぐだけで飲めてしまうということです。このようにすれば賞味期限を気にせず、手軽に美味しい味噌汁を飲むことができます。

味噌玉をラップに包んでタッパーにしまえば匂いが移ることも少ないですし一人暮らしなどであれば便利ではないでしょうか?

味噌汁の賞味期限について調べてみて

今回は味噌汁の賞味期限について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?やはり美味しく食べるためには正しい温度帯で保存することで賞味期限が長くなるようです。

日本ならではの味噌汁だからこそ、賞味期限内に美味しく食べたいですし、正しく保存したいですね。味噌汁は日本の代表料理だと思います。ぜひ参考にして上手に保存してみてください。

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