鮮やかな香辛料パプリカ:種類を知って、お料理をスパイスアップ!

ホット、スイート、スモークト(燻製)、プレーン、ハンガリアン、スパニッシュと色々ある香辛料のパプリカ。香辛料だから全部辛い、と思っていませんか?パプリカの種類の違いや使い方を知って、あなたのお料理も人生もスパイスアップしてみましょう。

香辛料としてのパプリカができるまで

日本では、パプリカと聞くと、黄色やオレンジ、赤などのピーマンのような野菜を想像します。香辛料としてのパプリカは、唐辛子が原料となり、十分に成長した唐辛子を収穫し、天日干し、または電気オーブンで低温乾燥、あるいは食品用乾燥機で乾燥させた後、粉末状にしたものを指します。辛味のあるものから燻製加工されたものまで様々な種類のある鮮やかな香辛料です。

香辛料パプリカの種類

香辛料のパプリカと一口に言っても実は様々な種類があり、その香りや風味、辛さ度などの特徴と用途は様々です。香辛料初心者、パプリカ初心者には購入の際に迷ってしまって当たり前でしょう。逆に大型スーパーでは香辛料の取り扱いも少なく、1種類しか取り扱いがないことも。パプリカの購入にあたっては、香辛料専門店で適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

香辛料:ハンガリアンパプリカ

香辛料を利用したお料理、もしくはパプリカそのものに興味のある方は必ずといっていいほど聞き慣れるのがハンガリアンパプリカ。それもそのはず、パプリカはハンガリーの国鳥や国花ならぬ、国香辛料なのです。

ハンガリアンパプリカの中でも種類や質のグレードはたくさんあります。例えば、különleges (最高品質: 優しい口当たりと鮮やかな赤)、 csípősmentes csemege (繊細で優しい口当たり), csemege paprika (csípősmentes csemegeと似ているが鼻と舌にぴピリっと感あり), csípős csemege (更にピリと辛く強い香り), édesnemes (高潔な甘さ:少々ぴりっとしていて鮮やかな赤), félédes (辛さは並のセミスイート), rózsa (辛さは並の薄い赤色), and erős (激辛で薄茶からオレンジ色)などです。

ハンガリアンパプリカを使った代表的なお料理にグヤーシュがあります。牛肉とタマネギをメインに使ったシチュー料理で、パプリカ以外の香辛料には黒胡椒を使います。自分好みのハンガリアンパプリカで味付けを愉しんではいかがですか?

香辛料:スパニッシュパプリカ

スパニッシュパプリカはハンガリアンパプリカの次によく耳にするパプリカ香辛料ではないでしょうか。時にはスペイン語そのままピメントンと呼ばれることもあります。基本的にハンガリアンパプリカよりも風味は弱めの香辛料で、dulce (スイート) 、agridulce (苦みのある甘みと並の辛さ) 、picante (辛)と種類も豊富です。

スパニッシュパプリカの中でも最も特徴のある香辛料を選ぶとすれば、それはスモークトパプリカでしょう。スペインのヴェラ地区で、唐辛子を乾燥させた後、炭火にかけて燻製されます。

このスモークトパプリカは、スペインを象徴するタパス料理によく使用される香辛料です。中でも、パエリアやガンバス、チョリソーには欠かせない香辛料のひとつ。豊かな煙のウッディーで深い風味を美しいスペインの香辛料によって表現されるのです。

香辛料:カリフォルニアパプリカ

カリフォルニアパプリカは、混合種の唐辛子からできてきます。ハンガリアンパプリカに比べ、苦みが全くなく、ほのかなレモンのような酸味が特徴の香辛料です。

特に、お料理に赤の自然色を付け加えたいときへの使用に重宝する香辛料で、アメリカのパーティーで親しまれるフィンガーフードのデビルド•エッグによく合います。基本ゆで卵のデビルド•エッグですが、黄身部分にマヨネーズを加えるため、酸味のきいたカリフォルニアパプリカの香辛料が上手くバランスを整えてくれるのです。

パプリカは他の香辛料と混ぜて更に美味しくなる!

モロッコ料理はミックススパイス、そう、様々な香辛料を混ぜた鮮やかで複雑な料理が魅力です。ミックススパイスの名前をあげればきりがありませんが、今回は初心者でも馴染みやすい数種を筆者の独断と偏見でご紹介します。

ラスエルハヌートはモロッコでも最も複雑なスパイスミックスとされ、パプリカを初めとする35種前後使用されます。ワームスパイスと言って、シナモンやカーダマム、クローブ、ナツメグ、オールスパイスの香り高く、辛さ控えめの香辛料を混ぜ合わせます。あまりにスパイスが効いているため、減塩、もしくは塩を全く使用せずともお料理に十分な風味付けができるヘルシーなシーズニングでもあります。クスクスはもちろん、ひよこ豆やラム、鶏など何にでも使えるので便利です。

シャムーラは緑と赤がありますが、パプリカが使用されるのは基本的にレッド•シャムーラです。隣国アルジェリアが起源とされますが、地中海やフランスにおいては日常的になったお料理、ご存知、タジン鍋で調理します。ラムやタラ、野菜など何でも好きなものを味付けしてみましょう。

香辛料としてのパプリカのまとめ

鮮やかな香辛料のパプリカの種類と用途に迫ってみましたが、いかがでしたか?パプリカと言っても様々で、種類と用途を理解頂けたら光栄です。日本でも香辛料やハーブの専門店が増えていました。これからは自分の好みを知る旅に出てみてください。お料理も人生も鮮やかにスパイスアップの予感です。

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