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ピーナッツがニキビなどの肌荒れを起こす原因になるって本当?

ニキビなどの肌荒れを起こす原因となるものに、チョコレートやピーナッツがあると言われていますが、この噂は本当なのでしょうか?今回はピーナッツを食べてニキビなどの肌荒れが本当に起きるのかどうか調べてみました。気になる人はぜひチェックしてみて下さいね!

ピーナッツがニキビなどの肌荒れの原因になるって本当?

チョコレートやピーナッツを食べると、ニキビなどの肌荒れの原因になるから食べない!なんて人も、中にはいるのではないでしょうか?しかしこの噂、本当なのでしょうか?もし本当なら、なぜピーナッツを食べると肌荒れが起こるのでしょう?気になりますよね。

結論から先に言うならば、ピーナッツを食べてもニキビなどの肌荒れの原因にはならないのです。とはいえ、全てのナッツ類がそうだと言うわけではありません。厳密に言うならば、落花生や加工されていない状態の素焼きの物であれば、ニキビなどの肌荒れの原因になることはありえないのです。ではなぜ、ピーナッツを食べるとニキビなどの肌荒れを起こす!なんて噂が出たのでしょう?

ピーナッツがニキビなどの肌荒れの原因だと言われる理由は?

ピーナッツを食べるとニキビなどの肌荒れが起きると言われ始めた理由は、おそらくピーナッツ自体に多くの脂が含まれているため、それが皮脂の分泌につながると考えられた為だと思います。また、加工前の素の物ではなくピーナッツバターのように油で揚げたり、バターで炒めたりして加工しているピーナッツを食べ過ぎると、ニキビなどの肌荒れを起こしやすくなる。と言う考えから、そういう噂が出たのだと思います。

当たり前のことですが、生の状態のピーナッツよりも、バターや油が加わって加工されたピーナッツの方が確実に脂肪分も増えますよね。またよく考えてみると、案外ピーナッツは生の状態の物を食べるよりも、実際には加工している物を食べる事の方が多かったりしますよね。ビールのおつまみに柿の種やバタピーをよく食べている人は、それがニキビの原因に繋がったりもするのです。

結論から言えば、ピーナッツ自体はニキビの原因にはなりませんが、バターや油を使って加工されたピーナッツは、ニキビの原因にもなると言うことです。そのため、加工された状態のピーナッツの食べ過ぎには注意が必要なんですね。

加工されたピーナッツがニキビの原因!

上記でも述べましたが、ピーナッツを食べるとニキビができる!と言う噂は、実は加工されたピーナッツを食べると起こる現象のようです。実は味付けされたバターピーナッツになると、一度油で揚げてから塩味を付けているため、脂質は100g中19gから51gと、一気に倍以上に増えるのです!

また、魚類に含まれる不飽和脂肪酸はコレステロールを下げる働きがあると言いますよね。実はピーナッツにも不飽和脂肪酸が含まれているため、健康にはプラスに働くのですが、実は不飽和脂肪酸が多い食品に熱を加えると、ニキビになりやすくなる過酸化脂質が発生するとも言われているのです。

そのため、油で炒ってから味付けをしたバターピーナッツなどは、不飽和脂肪酸よりも過酸化脂質の影響が強く出ることになり、ニキビなどの肌荒れを誘発する可能性がとても高くなるのです。もちろん、バターピーナッツを少し食べたからと言ってすぐニキビができるわけではありません。何事も適量がベストなのです。

ピーナッツの胚芽もニキビの原因にはならないの?

また、ピーナッツの胚芽もニキビなどの肌荒れの原因になりやすい!との噂がありますが、これについてはどうでしょう?(胚芽とは、ピーナッツを半分に割った時、先端に芯みたいな物が付いていますよね。この部分を胚芽と呼びます。)この胚芽と呼ばれる部分には、カロリーが高いとか胚芽がニキビの原因になるとか言われたりもしますよね。

ですが実はこの噂も嘘なんですね。ピーナッツの胚芽を食べたからといってニキビが出来る事は無いのです。逆にピーナッツなどのナッツ類にはビタミンや食物繊維が多く含まれていて、ニキビなどの肌荒れの原因どころか逆に体に良いとされています。そのため、ピーナッツなどのナッツ類を食べる際には、量やバランスを考えて食べるように心がけたいものですね。

まとめ

いかがでしたか?ピーナッツを食べるとニキビなどの肌荒れの原因になる!との噂は、間違いでしたね。もちろんチョコレートに関しても同じで、チョコレートもニキビの原因になることはありませんが、どうしても脂質が多いと言う点からみると、ピーナッツやチョコレート、その他にもポテトチップスやマヨネーズなどもニキビの原因になりやすいイメージがあるようですね。

加工されていないピーナッツであればニキビの原因になることはほとんどないのですが、もちろん食べ過ぎは禁物です。なかなか治らないニキビがある場合には、たとえ素焼き状態のピーナッツであっても食べるのを控えてみると良いかもしれません。ニキビの原因は、やはり脂質が多い食材なのです。加工されたピーナッツほど脂質量は多くなくても、もちろん素焼きのピーナッツにも脂質は含まれています。ニキビの治療を進めるのであれば、ピーナッツは控えた方が良いかもしれませんね。

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