毎年売り切れ続出！　個性で勝負する伊勢丹のクリスマスケーキ

百貨店のクリスマスケーキのブームの火付け役と言ってもいい伊勢丹。そのクリスマスケーキの人気ぶりは、予約が始まると、どんなに高価なケーキでも次々と売り切れてしまうほどです。
伊勢丹が仕掛けるクリスマスケーキには、毎年テーマが設けられています。バイヤーが出品を依頼した国内外の有名パティシエ達は、そのテーマに沿ったクリスマスケーキを伊勢丹のためだけに考案し、数量限定で販売するのです。

伊勢丹オリジナルで作られたクリスマスケーキは、伊勢丹が配布する専用カタログに掲載されます。そのクリスマスケーキの華やかさと言ったら！　まるで芸術作品のようなクリスマスケーキが美しい写真になって一個ずつ掲載され、ケーキの層ごとにどんな味なのか細かく解説まで入っています。このクリスマスケーキのカタログの豪華さも、伊勢丹のクリスマスケーキ人気の加熱ぶりがうかがえる一端でしょう。

伊勢丹の現在の形である「三越伊勢丹」では、早期にクリスマスケーキの予約を受け付けています。昨年伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の基幹3店舗で10月14日から予約が始まりました。
この予約は、店頭以外にインターネットからもできる仕組みになっており、店舗まで足を運びにくいお客様を取り込むことで販売網を広げています。

また、クリスマスケーキは販売点数が多く、カタログを一冊の雑誌のようにめくる楽しさがあります。国内外の人気パティスリーの高級感漂うクリスマスケーキはもちろん、アイスケーキや冷凍配送を受け付けているものまで、商品のカテゴリーが幅広いのも伊勢丹のクリスマスケーキの魅力です。

伊勢丹のクリスマスケーキには毎年テーマが設定されていることを紹介しましたが、ちなみに2015年のテーマは「セレンディピティ」でした。
セレンディピティは幸運を引き寄せる能力、運命を切り拓く力、という意味。
「食べる人の感性を刺激するケーキを、最高のクオリティで提供したい」と、幸運をつかむような“運命を変えるほどの出会い”を表現したクリスマスケーキが集結しました。

国内外のパティシエが魂を込めた、華やかなクリスマスケーキの数々。伊勢丹ならではの素敵なカタログと広い販売チャネル、早期の予約受付などが、百貨店のクリスマスケーキのクオリティーをどんどん上げています。
伊勢丹だから出会える味、伊勢丹だからつい食べてみたくなる、といった伊勢丹のクリスマスケーキファンも多いでしょう。まだ食べたことがない、という人は、その年のテーマにちなんだ伊勢丹のクリスマスケーキを、まずは目で吟味しながら、その年にしか出会えない味を堪能するのも楽しいですね。