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レバーの正しい下処理を知って、家庭でももっとおいしく食べよう!

レバーの下処理って、知ってるようで案外知らないものです。レバーの正しい下処理の仕方を知ってますか?レバーの下処理をすることで、臭みがなくおいしいレバーを家庭でも食べることができます。レバーの下処理について、いろいろみていきましょう。

レバーの下処理

レバーの下処理

レバーにつきものなのが、下処理です。栄養満点で貧血対策にもいいのはわかっているんですが、あの血のかたまりと匂いが気になりますよね。でもその下処理さえきちんとしてしまえば、お店で食べるレバーのようにとってもおいしくいただけます。

塩でレバーの下処理

塩でレバーの下処理

①心臓(ハツ)と肝臓を分ける。
②ハツの白い部分を取り除き、縦半分に切る。
③肝臓は2~3等分に切る。
④全てをボウルに入れて、塩ひとつかみとたっぷりの水を入れて20分ほど浸して血抜きする。

塩でレバーの下処理をするメリット

流水で血抜きしなくていいこの方法は、水も無駄にならないし、やりやすいですよね。初めてレバーの下処理をする方におすすめの方法です。レバーの下処理では、手間がかからなくて簡単にできるやり方が良いです。塩でレバーの下処理は、とても便利な方法なので、覚えておきましょう。

水にさらすレバーの下処理

水にさらすレバーの下処理

①心臓(ハツ)と肝臓を分ける。
②ハツの白い部分を取り除き、縦半分に切る。
③血の塊を洗い流す。
④肝臓は2~3等分に切る。
⑤ボウルに水を張ってレバーを入れ、水を替えながら濁りがなくなるまで揉む。

水にさらすレバーの下処理

何もなくても水だけで下処理ができる方法です。血の塊はあらかじめ取り除いておきます。思い立った時に、水だけでもできるのでいいですよね。意外とシンプルに下処理ができることに驚きです。水だけでも十分レバーの下処理ができるので、覚えておきましょう。

牛乳でレバーの下処理

牛乳でレバーの下処理

①心臓(ハツ)と肝臓を分ける。
②ハツの白い部分を取り除き、縦半分に切る。
③血の塊を洗い流す。
④肝臓は2~3等分に切る。
⑤レバーをボウルに入れて、浸かるくらいに牛乳を注ぎ、1~3時間ほどおく。

牛乳でレバーの下処理

臭み消しによく使われる牛乳を使う方法です。牛乳は臭いを吸着しやすい性質を持っているのでレバーの血生臭さを吸い取ってくれます。塩や水に比べて時間がかかるので、前の晩に済ませておくといいです。臭いを消したい方法としては、とてもおすすめできるレバーの下処理です。

酢と塩でレバーの下処理

酢と塩でレバーの下処理

①レバー(300g程)を食べやすい大きさにスライスする。
②ボウルに【1】と塩(小さじ2)とお酢(大さじ1.5)を入れて少し揉む。
③15分ほど浸している間に、何度か揉むことを繰り返す。
④白っぽいぬめりが出てくるので、水を替えて透明になるまで洗い流す。

酢と塩でレバーの下処理

抗菌作用のある酢と塩を使うレバーの下処理は、とても衛生的に処理できる方法です。最後によく水洗いして、塩と酢が残らないようにしましょう。抗菌作用のあるレバーの下処理ですが、しっかり下処理しないと味に影響してしまうので注意しましょう。

調味液に浸しても、レバーの下処理ができる

酒と醤油に浸すレバーの下処理

①豚レバー(300g程)を食べやすい大きさに切る。
②酒(大さじ3)と醤油(大さじ2)に30分ほどつける。
③水気を切って調理する。

酒と醤油に浸すレバーの下処理

和食の調理法では、レバーの下処理に酒と醤油に浸す方法が使われます。下味にもなるので一石二鳥な方法です。レバニラ炒めにおすすめです。また、しょうがのしぼり汁を入れても臭い消しになるので、料理にあわせて追加してみてください。

下処理をしないと?

下処理をしないレバー

下処理をしないと、レバーは食べられないのでしょうか?実は、下処理なしでもレバーは食べることができるのです。そもそも、下処理は臭みを取るために血抜きをすることなので、気にならなければそのまま調理して食べられます。臭いが気になるという方でも、新鮮なレバーならば、臭みはほとんどありません。

食中毒が気になる

レバーの下処理をしないと、食中毒になりそうで心配という方もいらっしゃるかもしれません。その場合は、さっと揚げてしまう方法がおすすめです。炒めて火を通すには時間がかかりますが、高温の油で揚げてしまえば、火も通るし加熱し続けないので臭いの発生もシャットアウトできます。

下処理は、好みや調理法によって変える

下処理のやり方はいろいろです。新鮮なレバーならば、下処理の必要がありません。好みや調理法によって、レバーの下処理の仕方も変えましょう。

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